わたしが子どもにできること

朝、車を運転していて、はっと思った。

わたしが子どもにできることって、毎日の生活や環境を
整えることぐらいだって思ってはいたけれど、
特にここ数年、うちはうち、とは思いながらも、
あんなことやこんなにすごいことができる周りの子たちをみるにつけ、
何か子どもの興味のあることを引き出してやらねば!やらねば!と
思いすぎていたように思う。

わたし自身を顧みて、
親が提示してくれた何かが、直接的な今の興味につながっているものって
ほぼないなと、改めて思う。

やはり自分の年齢と興味のタイミングで
自分がやりたいことはどうしたってやってきたし、
どう止められたとしても(うちの場合は、なかったけれど)
やらずにおれなかった。

わたしがこれすごいとかいい!というものは
巻き込んで子どもに見せたり一緒に楽しんだりするけれど、
それぐらいでちょうどいいのかも。

子どもの内からこれは!と芽生えてきたときに
それを逃さずつかまえて、やらせてあげることぐらいで
やっぱりいいんだな。

巡り巡って、
やはりあたたかいお布団とごはんとお風呂。
そして笑い合う毎日の生活。
わたしが子どもにできる基本は、やはりそこなんだなと
改めて思った朝です。