教室・イベントより

私もこの子も"そのまんま"受け入れる

2015年9月1日と15日、“くらすこと”の店にはお母さんと一緒に、小さなお友だちや赤ちゃんが集まりました。
この日開かれたのは「おかあさんのためのアーユルヴェーダ 〜アーユルヴェーダが教えてくれる、新しい親子関係」。

ワークショップを開いてくれたのは、
アーユルヴェーダ・セラピストとして活躍している池田早紀さん。
第二子を妊娠中でこの日も大きなおなかを抱えて、
暖かなオーラに包まれてやってきてくれました。

「アーユル」=「生命」「ヴェーダ」=「科学」という言葉の由来通り、アーユルヴェーダとは生命を科学するという意味。本来は、インド古来の医療として、病いを単体として直すのではなく、ひとりの人間(生命)が持つ本来の姿を整えようという考え方です。

そしてそれを現代の日本の子育てに当てはめて考えようというのが今回のこころみ。みなさん興味心身です。

遠くから足を運んで下さった方も、ご近所から駆けつけて下さった方も、
それぞれに、「わたし」と「子育て」の中で迷いを感じ、何かヒントを得られたらといらしてくださいました。

まずは、レジュメとくばられた、ドーシャチェックシートで、
肌や髪の様子、食欲や睡眠の状態などから、
「私」と「子ども」の持って生まれた体質をみていきます。
みんな、しばし、真剣…!
髪の量は多いですか? 少ないですか?
よく眠りますか? 眠りは浅いですか?
子どもについてはできるだけ生まれた直後〜1歳くらいまでの様子で
質問に答えていきます。

風の要素、ヴァータは自由で軽やか、好奇心も旺盛な楽しい人。
火の要素、ピッタは燃えるような情熱と知性の持ち主。
水の要素、カファはどっしりと構えたマイペース屋さん。
と、ひとことでは言いきれませんが、
池田さんから、それぞれのタイプの説明を聞きながら、
「本当にその通り!」という声があがります。
この日は、ヴァータっ子、ピッタママが多いようでした。

実際に、ドーシャを体感してもらうために、1分間お母さんにわが子をぎゅーっとだきしめてもらいます。

みんな、とっても気持ちが良さそう!
でもしばらくすると…?

あ、ママぼくもうあっちいくねー!と抜け出しちゃう子も!いれば……

カメラに納まらないほどのスピードで(笑)、興味の対象に早々突進する子もいれば……

1分が終わっても、気持ちがよさそう〜に
暖かな世界にひたったままの子もいました。

好奇心があちこち移り行くヴァータっ子、自分の情熱に正直なピッタっ子、変化をあまり望まないカファっ子など、それぞれの
体質によって、子どもたちの行動も変わっていく、そんな説明に、お母さんたちも笑顔で納得です。

続いては、「公開カウンセリング」のコーナー。
次々と、お母さんたちが手を上げて、自らの子育てのお悩みや疑問を話してくれます。

「まだ0歳だけれど、なんだか扱いが難しい子の気がして…」
「子どもをつい叱りすぎてしまう自分がいやなんです」
「子どもの食が細すぎて心配がつきません」

それぞれのお母さんたちから悩みが打ち明けられると、
周りできいている方からも
同調の声やうなづきがみられます。

「ピッタの子は泣いたり怒ったりのパワーがすごいんですよ。一方、カファの子はよく寝てよく食べてくれる。年齢とともにエネルギーの出方は変わります」
「育児中は誰でもピッタがあがるもの。その場ですべて解決しようとしないで、エネルギーを発散できる舞台があるといいですね」
「ヴァータの子は食が細いです。でも元気なら大丈夫ですよ」

ひとりひとりのお悩みは個別のものですが、
早紀さんの言葉に従って
ヴァータ、ピッタ、カファというタイプ別に母子の様子を見ると、
悩みが客観的にみられるような気がしてきます。

そして一番大切なのは、どのタイプがよくてどのタイプが悪いということはない、ということ。
どの子が良い子でどの子が悪い子でもない、
どんなお母さんがいいお母さんで、どんなお母さんが失格、というのでもない。

ただ、そうなんだな。そういう子なんだな、そういう私なんだな、それが自然なんだな、と思う。
それでいいんだと思うだけで、自分の事も、目の前の子どものことも”そのまんま”許せる気がしてくるから不思議です。

”くらすこと”の温かいチャイとともになごやかな少しの時間。
お帰りになる頃にはみなさん笑顔で、手をつないで、だっこして親子を楽しんでいるように見えました。

無事お二人目をご出産されて落ち着かれたらまた池田さんをおよびしての会をもうけたいと思っています。

たくさんのご参加、ありがとうございました!!

アーユルヴェーダセラピスト池田早紀さんの記事「アーユルヴェーダが教えてくれる新しい親子関係」(全7回)は以下からお読みいただけます。

(2015年10月7日)

《教室・イベントより》の記事

  • 福岡県朝倉市杷木にておやさいごはんの店 hodagiを営む高倉優仁子さんのお料理を、安齋さんの器でお召し上がりいただきます。蒸篭で蒸しあがった、玄米ごはんのふくよかさ。からだとこころに染み渡るおいしさです。ごはんの会は予約制ですが、14時以降はご予約なしで、おやつとお飲物のご用意もございます。

  • 2015年9月1日と15日、“くらすこと”の店にはお母さんと一緒に、小さなお友だちや赤ちゃんが集まりました。

  • ”くらすこと”では、日々が楽しくなるような、育児や仕事でがんばる気持ちが少し楽になるような、 またくらしに役立つヒントとなるような、そんな教室やイベントを不定期に開催しています。 去る2015年6月30日に開かれたのは、西荻窪にある人気の料理店「食堂くしま」のオーナーシェフ、くしまけんじさんによる料理教室。 「くしまけんじさんに習う しあわせごはんの作り方」というテーマで、参加者のみなさんとくしまさんとの楽しい料理の時間が流れました。 当日までの“お楽しみ”とさせていただいたいた、季節の野菜と果物をつかったメニューは、次の3種。 ・プラムのサラダ ・プチトマトとパプリカの赤いスープ ・枝豆のショートパスタ すべて植物性の材料を使ったレシピです。 会場には赤をベースにした野菜や果物が並び、見るだけで食欲がわいてきます。そしてプラムのいい香り! お集りいただいたのは8名と、3人のかわいい小さなお客さま。 「結婚してから毎日の料理が苦手になっていたけれど、もう一度料理の楽しさを感じたい」 「子どもと夫が野菜ぎらいなのだけど、野菜の美味しさを改めて勉強したい」 「食堂くしまさんの大ファンの先輩にすすめられて、参加しました!」などなど、10倍近くの抽選を勝ち抜いてのご参加で、 みなさまとても嬉しそう。最初の説明から興味津々です。 野菜は、土からうけた栄養をまるごと感じられるように…、果物と野菜に合わせる調味料は黒酢とオリーブオイルを混ぜて… サラダを混ぜるときは大胆に手を使って… くしまさんの説明に「へ〜、そうだったんだ!」「意外な組み合わせ!」と驚きや感動の声がひっきりなしに聞こえてきます。 ほら、だんだん出来上がってきましたよ。鍋のふたをあけるだけで、野菜の旨味と甘みが凝縮された香りが漂ってきます。 ママたちが集中できるように、小さなお客さまは小上がりスペースでリラックス。 約1時間半の調理実習は順調に進み、最後の仕上げを一気にすますと、次々と美味しそうな料理の完成です。 そして最後は、みなさんで小上がりスペースに移動して、お待ちかねの試食タイム!  「野菜だけでこんなにコクが出るなんて!」 「酸味と甘みのバランスが絶妙すぎる!」 そんな声を聞きながら、引き続き質問が目白押しの楽しいひとときになりました。なかでも印象的だったのが、 「もう一回、旦那さまのために、こんなにわくわくする料理をつくってみたい」という声。 毎日の義務でもある料理が、やっぱり楽しいな、好きだなと思えるきっかけに、 この料理教室がなることができたなら、これほどうれしいことはありません。 食後には、「食堂くしま」の夏のオリジナルハーブティをみなでいただいて……。ごちそうさまでした。 くしまさんの初のレシピ本『食堂くしまのレシピ帖 – 僕のしあわせなごはん』を購入していただいた参加者さまには その場で、くしまさんのサイン&直筆メッセージをプレゼント。 みなさまの笑顔のおかげで、とてもいい「しあわせ」な時間が、”くらすこと”の店にあふれていました。 くしまけんじさんの料理教室は、今後第2弾も予定しています。 またすばらしい出会いがありますように。 くしまけんじさんの”くらすこと”ウェブマガジン連載「くしまけんじのしあわせ巡るごはんのつくり方」はこちらから。 vol.1 僕の料理の原点は「お母さんの味」かもしれないと思う vol.2 自分の感覚を信じて料理をするのって楽しい vol.3 五感をフル活動して料理する  くしまけんじさんの著書ご購入はこちらから。 『食堂くしまのレシピ帖 – 僕のしあわせなごはん』

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