見えないものを語るインタビュー

小川純一さん/カウンセラー、アーティスト その1

大切なことは見えないところにこそある。
そんな見えないものの存在を認め、
さまざまな分野で活躍する方たちに
お話を伺います。

震災を機に、本来の自分に目覚めてしまったという
カウンセラーでありアーティストとしても活動する小川純一さん。
元nomimonoya.(ノミモノヤ)というと、ピンと来る方も多いかもしれません。
現在は、鎌倉の見晴らしのいい山の上に構える「Yama no atelier (山のアトリエ)」を拠点に、
瞑想や自然療法、スピリチュアルなどを新しい視点から捉えた食と暮らしの提案をされています。
精神も、物質も。自然も、都会も。嫌いな自分も、好きな自分も。
全部あるのを認めて、諦めるところから見えてくる、「見えないもの」。

精神とつながるために、物質は存在している

_MG_6718-Edit僕はもともと、カフェで働きながら雑貨を扱ったり、アパレルやアートも好きだし、
本来はそっちが好きなんです。そこに自然とスピリチュアルが混じっていった。
だから、目に見えないスピリチュアルなものが、
そんなふうに生活に自然で密接なものなんだっていうことを、
僕はこの場所からいちばん伝えていきたいんです。

すべては精神につながっていて、物質はつねにちゃんと精神が寄り添っていないといけない。
元来、精神とつながるために物質は存在しているから、
その原点にもう一度立ち戻れるような提案ができたらいいなと思うんです。
だから、瞑想ワークショップにしても、ただ瞑想だけするんじゃなくて、
おいしいお菓子や気持ちのいい空間とともに、
ちゃんと物質の喜びも一緒に感じてもらえるような提案をしたい。
だから僕はワークショップも素敵なところでしかしたくないし、
セミナーみたいなところからお話をいただいても絶対受けない。
とにかくセンスがよいことや、見えるものが美しいことは、すごく精神に重要に関わっている。
それは、自分の生活のなかに染みついていることなんで、
そこを融合させていったらもっと人は豊かになれると思うんです。

だからお金も、そういうふうに適切にまわっていったら、もっと豊かになるし、もっと違う視点がある。
スピリチュアルなことや精神を、どう物質と絡めていくか。
この物質社会と消費社会に、どうやってそれが豊かなものとして絡んでいけるのか。
僕がやっていきたいことのひとつは、そんな考えかたの選択肢を提案をすることなんです。

──スピリチュアルなものを崇高で特別なことではなく、食やアートと同じ次元のものとして扱っているから、
      小川さんは怪しく見えないんですね(笑)。

ひもといたら、結局は怪しいですけど(笑)。
でも消費社会を否定したら絶対に無理で、それをどう融合させて、精神だけの世界にもっていくかの、ちょうどいま狭間。
それをどっちかに振りきるからおかしなことになってくる。
だから、そんな狭間を埋める提案をやっていけたらいいなと思いますね。

いつも悩みがあるのが当たり前。イライラしているのが当たり前。
毎日、なにかちょっとずつ辛いことがあるのも当たり前。
生きていたらこれが普通だと思っていたんです。


関西でカフェの店長として働いていたころから、ずっと働きづくしだったんです。
いつも悩みがあるのが当たり前で、イライラしているのが当たり前。
毎日、なにかちょっとずつ辛いことがあるのも当たり前。
身体もずっと調子悪くて、肩凝りも治らなくて。
限界がきたら熱が出て、風邪をひいて休んで、を繰り返して。
けど、生きていたらこれが普通だと思っていたんですね。

東京に出てきて、nomimonoyaという名前でケータリングを始めたんですが、
とんとん拍子に仕事が入ってくるようになって、休みもほとんどない状態を続けていたんです。
食の仕事をしている人って、意外と自分の食には無頓着な人が多いんですが、僕もそのタイプやったんですね。
インスタント食品も食べるし、ファーストフードにも全然行くし、焼肉も大好きで、コンビニ弁当も食べる。
人につくってあげる時間がなくなるのが惜しくて、昼夜逆転だし、自分はもうむちゃくちゃで。

そういう生活を1年ほど続けていたら、1ヵ月ぐらい熱が下がらなくなったんです。
西洋医学の薬もずっと飲んでいたんですが、全然、効かない。
どんどん身体も麻痺していって、よくもならない。
これはやばい。けど、自分ではどうすることもできへんってときに、葉山の海の家にケータリングに行く機会があったんです。
たまたまそこでチャネラーさんが20分ぐらいのミニリーディングをしていたんで、占い感覚でちょっと見てもらおうと思って座ったとたんに、
「君のこと、身体が汚すぎてチャネリングできない。チャンネルを合わすと吐き気がする」って言われたんですね。
「君は本来、いまのような生活をするような人間じゃない。本来の自分を戻さないかぎり、あと3ヵ月で大病を起こすよ。
まずデトックスをしないといけないから、お肉と添加物と西洋医学の薬を全部やめなさい」って。
身体が汚いって言われたのがすごいショックで、泣きながら帰りました(笑)。
でも、あと3ヵ月で大病を起こすなんて言われたらね。その日から、言われたものを全部やめたんです。

僕、小さいころから喘息もちで、ずっと薬で抑えていたんですね。
生活を変えてひと月ぐらいして、肉もやめてずいぶん経つから大丈夫かなと思って、卵かけごはんを食べてバイトに行ったんです。
そうしたら、途中で寄った青山のブティックで、苦しくてのたうちまわるほどの喘息の発作が起こって。
お店から這うように出て、助けてもらおうと思って友だちに電話したら、
「ああ、好転反応だね。おめでとう〜、じゃあね〜」って電話を切られて(笑)。
そんなことがあったりして、ほんとにガリガリに痩せてきたとき、自然療法の本を友だちに薦められたんです。
そこからもうガンはまりで、これもあかん、これもあかん、みたいな感じになってきて、東京に住みづらくなってきたころに、
3.11の地震が起きたんです。

小川純一さん/カウンセラー、アーティスト その2」へつづく

the art of aura session2013年9月19日、くらすことでは2度めとなるメディテーション・レッスンと、初の試みであるジ・アート・オブ・オーラセッションの2部構成で、小川純一さんのワークショップを開催予定。午前は、集まったみなさんで一緒に、心のシャワーともいわれるメディテーションを。午後は、オーラやチャクラを見てもらいながら自分を深く知る、個人セッションです。この日は、月のパワーが満ちる満月。あなたをもっと癒し、あなたをもっと知るために、ぜひお越しください。

くらすこと 教室/セッションへ

小川 純一(おがわ じゅんいち)
大阪出身、鎌倉在住。雑貨のバイヤーや「nomimonoya.(ノミモノヤ)」という名称でのケータリング活動などを経て、2011年の震災を機に、瞑想や自然療法、スピリチュアルなどを新しい視点から捉えた食と暮らしの提案をする。現在は鎌倉に「Yama no atelier (山のアトリエ)」を構え、個人カウンセリングや瞑想ワークショップ、イベントなどを企画しながら活動。2013年に自身のドローイング集 「transcription product」を発売した他、 現在はスピリチュアルマガジン「Meme」の発行も計画中。活動の幅を広げている。
http://junichiogawa.com

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