取材・文 松本あかね
写真 米谷享

今のわたしができるまで 第二部

くらしのひと匙

人には誰しも、得意なこととそうでないことがあるもので、それは日々のくらしの中にもいえること。
ジャム作りなら任せての人、針をもったら時を忘れる人、
あるいは気持ちの切り替えが早く、いつもご機嫌の心のメンテナンス上手さん、など。
皆さんの周りでも思い当たりませんか。

ここでは輝いているあの人の得意分野から、毎日を軽やかにしてくれるちょっとした工夫やアイデアをご紹介。
自分には縁遠い? と思っていたことも、試してみたら心に響くものがあったり、ルーティーンを新鮮にしてくれたり。
思いついたらすぐ取りかかれる工夫やアイデアの“ひと匙”で、
いつのまにか好きなことが増えたり、毎日が心弾むものになったら素敵だと思いませんか?

Tシャツで作るコースターと鍋敷き

教えてくれる人:ユーゴさん

伸縮性のあるTシャツは、手仕事の素材としても扱いやすいもの。
どこの家庭にもある着なくなったTシャツをリユースするアイデアをユーゴさんに聞きました。

クローゼットを整理すると、必ず出てくる子どもの小さくなったTシャツや、あまり着なかった頂きもののTシャツなど。どうしていますか?
もしも好きな柄やきれいな色があったら、フリマやリサイクルに出す前にひと遊びしてみませんか。道具はハサミと“指”だけ。小学校に入ったお子さんなら一緒に編むことも。お気に入りのTシャツが生まれ変わって、そばに置くことができたなら、使うたび、ちょっと嬉しくなりそうです。

①古Tシャツは1種類でも、組み合わせて使っても。

②2㎝幅に切る。

③最初に輪を作り、6目をこま編みで輪に編み入れる。
6目を編んだら、はじめの布端をひっぱり、輪を締める。

④二段目は一段目の鎖から布を引き出す。1つの目に2目ずつ編み入れる。12目できる。

⑤三段目は1つの目に2目→2目→1目の順で編み入れる。

⑥大きさを見ながら、繰り返す。布の厚さ、柔らかさによって、緩めに編んだりきつめに編んだり、塩梅を見ながら。布端は編み目に入れ込み始末する。数種類の端切れを継ぎ足して使っても。

完成!
コースターからさらに編み進むと鍋敷きに。慣れてきたら、大きく編んでマットレスに挑戦してみては?
お洗濯は手洗いがおすすめです。

※ゆび編みの詳細は下記ウェブサイトをご参照ください。
「ゆび細編み帽子基本編」 https://www.youtube.com/watch?v=8VOEwwk31J4
協力:糸の専門店Avril  https://www.avril-kyoto.com

お話を聞くひと

ユーゴさん
布ナプキンをはじめ廃材生地×オーガニックコットンの創作を手がけるブランド touta. 主宰。布ナプキン協会理事。 “キュート・ハッピィ・ラブ・ピィース !!”をテーマに活動。東京・世田谷の実家の町工場跡にアトリエと予約制ショップ兼マルチスペース「upopo by touta.」を構える。
touta.org

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