受け継がれ、今につながる「民芸」の器
瀬戸本業窯

日本六古窯のひとつ、愛知県・瀬戸で「本業焼き」と呼ばれる日常使いの器を作り続けて3世紀余の名窯、瀬戸本業窯。

代々当主が名乗り続ける「水野半次郎」の名は現在七代目に受け継がれています。「同じ名を名乗ることで、個を捨て、同じ信念を持ち続けてきた」、世襲の名窯です。

明治以降、全国に先駆けて工業化に踏み切った瀬戸の地にあって、六代目水野半次郎は柳宗悦の民藝運動に共感。このとき新たに創業以来の手仕事にとどまる決意を新たにしたといいます。以降「瀬戸の本業」の担い手として、全国にその名を馳せてきました。

七代目父子が受け継ぐ本業の技。それは、職人の無心の手仕事の繰り返しから生まれる「用の美」を現在の暮らしに伝えてくれるもの。
中でも、軽くしっくりと掌になじみ、どんな料理も映える器としてロングセラーを誇る「黄瀬戸」シリーズをご紹介します。