「身体に悪いものを食べる日」はいい(?!)アイデア

食にこだわりを持って育ててきた家の子たちは、必ず一度はジャンクフードに憧れる。
塗師、赤木明登さんのエッセイにあった、「身体に悪いものを食べる日」はいい(?!)アイデア。

「十秒ルール」ならぬ、「赤木家では、落っことした食べものを時間無制限で食べることを、
子どもたちに奨励していた」というくだりも痛快。

以下、引用
(矢来町ぐるり「能登 ごはん便」赤木明登、赤木智子の連載より)


「十秒ルール」というのがある。床や地面に落っことした食べものも、
十秒以内なら拾って食べても平気、ということらしい。
赤木家では、落っことした食べものを時間無制限で食べることを、
子どもたちに奨励していた。
「ちゃんと食べとけば、腹が丈夫になる!」と僕は主張する。
少々、汚れたものやバイ菌のついたものを、口にしていればお腹が慣れて丈夫になるんだと思う。
汚染のないキレイなものばかり食べていれば、ひ弱なお腹になっちまう。
そのおかげかどうか、うちの子どもたちはみんな、丈夫に育った。


赤木家のあったかい食卓が目に浮かび、この連載でお二人のことがすごく好きになった。

『能登 ごはん便』 赤木明登「家族の食事」

http://www.gruri.jp/article/2013/06011400/