おいしいごはんとおやつでたのしいひととき “くらすこと”のカフェ

twitterやメルマガではすでにお伝えしていたのですが、こちらの日記にも。

夏にアノニマ・スタジオさんから『子どもと一緒にスローに暮らす おかあさんの本』を出版させて
もらい、わたしの中では、今までどうしてもやりたかったことを形にすることができ
ひとつほっとしたところがありました。

けれど、それで終わりではなくて、
自分の子育てやお母さんであるわたし、一人の女性としてのわたしを顧みる中で、
「おかあさんとわたしをどう生きるのか?」というのは、とても大きなテーマであると
改めて気付いたんですね。

もっと“くらすこと”のアトリエを、たくさんの人が集まる、あたたかな場にしたい。
そして、小さな子どもを育てるお母さんが、自分の得意なことを通して社会と繋がれる場に
もっともっとしていきたい。

そう考えると、 料理やおやつを作ることが得意なお母さんは多いし、
例えば週に1度ぐらいなら、うちでカフェをやってもらったらどうかな?と思っていたところ、
ちょうど身近でやりたいと、手をあげてくれたおかあさんがいて、
その流れでスタートすることになりました。

やるなら、一緒に働いていた友だちと二人でやりたいという話になって、
えりこちゃんとお友達のかつらさん、どちらも1歳児のお母さん二人がごはんとおやつを
担当してくれます。

二人とも、ヴィーガンカフェや自然食のお店で料理を作ったりメニューを考えたり、
ずっと食に携わってきた二人なので、料理のセンスもよくかつおいしくて
遊びではなく、もちろん真剣に!一緒にできそうだし、
安心してお任せできそうなんです。

食材は、えりこちゃんの故郷である高知県四万十の食材を中心に、これまた縁あって
お願いすることになりそうな福岡県糸島のお野菜を取り寄せたり、
誰もが安心して食べられる、おいしいごはんを出したいなと考えています。

畳敷きなので、赤ちゃん連れでも来てもらえるし、
もちろんお子さんづれじゃなくても、大歓迎です。

大人も子どもも、お母さんも赤ちゃんも、おいしいごはんとおやつで
ゆっくり過ごしてもらえたらなと思っています。

オープンは
10月26日(金)。その後、毎週金曜日にオープンしていきます。
また詳しくご紹介しますが、今日はカフェを担当する二人のご紹介をさせていただきますね。

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きのした えりこ
製菓専門学校を卒業後、カフェのベーカリー勤務。退職後、個人でパン屋として活動して
いましたが、もっと勉強がしたいと思い、都内ヴィーガンカフェ「カフェエイト」へ入社。
表参道「ピュアカフェ」スタッフとして、菓子製造などに携わり、
完全菜食について学ぶ。
その後結婚し、現在は1歳になる女の子のお母さんです。体に負担の少ない、植物性のおやつを
作るのが得意です。
ごはんやおやつを作ることは、言葉と同じで、
あったかい気持ちを人に伝えることができる、大切なツールだと思っています。

三村 桂
「寮生活をしていた高校時代からお菓子や料理を作ることが、すきになりました。
寮の友人達が町へ遊びにいく中、電車に1時間乗りおからクッキーを買いに行くのが
密かな楽しみでした。
都内で働くようになってからはオーガニック食堂で料理や店長業務を経験。
そこで四万十産の力強い美味しい野菜に出会ったことで、素材の持ち味を活かした
手を加え過ぎない料理を心がけるようになりました。
その後表参道のビーガンカフェで調理、デザート作りを担当。
相方の木下さんと出会いました。

現在1才6ヶ月になる男の子の母。今年の12月末には第二子出産予定です。
すぐ産休になってしまいますが、産後落ち着き次第、
赤ちゃんをおんぶしてお店に出るのが今から楽しみです!」

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(2012年10月4日)