こころのねっこ

先日は年少の息子の生活発表会でした。

初めての発表会ということで、本人も親もドキドキ。息子は恥ずかしがりで、人前での発表が苦手です。発表会の練習が始まって練習の様子を聞くと、たちまち表情が暗くなったので、その後から発表の様子を聞くのをやめました。

発表会が近づくに連れ、発表する自己紹介の内容を教えてくれたり、踊りを見せてくれたり、歌を歌ってくれたりと、自分から発表会のことを聞かせてくれるように。ただ、園での練習では、先生が横について一緒にセリフを言ってもらわないと一人では言えないという状態が発表会の直前まで続いていました。担任の先生からも、リハーサルで息子のもじもじした姿を見た元担任の先生からも「年少さんは、ステージに立つだけですごいことですから!」と声をかけてもらいました。なので、私もそのつもりでステージに立てればそれでいい!と思っていました。

発表会当日、我が子の成長した姿を目に焼き付けたいと思い、はりきって最前列に陣取り。ステージのカーテンが開くと、そこには緊張した息子とクラスメイトの顔。息子は主人と私に気づいて、ニコニコと少し安心した表情に。

息子の自己紹介の順番がまわってきました。

「恐竜の名前がわかる(名前)です!」

と、夕飯の後に何度も一緒に練習したあのセリフを、先生の助けをかりずに、大きな声で、堂々と私たちの方を向いて発表する息子!「やったね!」とガッツポーズをしながら笑顔で涙を拭う母の顔を不思議そうに、ステージの上から見つめていました。

続いて、踊りの発表。とても楽しそうに踊っていました。

最後に、卒園式などでよく歌われるという「こころのねっこ」という歌の合唱。園生活4年目ですが、この歌にあるようにこれまでたくさんのことがありました。まだ話すことも歩くこともうまくできなかった息子も、はじめて親の手元から離れて自分の仲間や先生方と世界を作り、毎日を過ごしてきました。

この歌を一生懸命に歌う息子を見て、今がこの時が、この経験が、将来彼を支えるこころの大きな根っこになるのだと改めて感じ、私たちがなんとなく過ごしている子供とのこの毎日も、彼らの将来の力になるのだとすると、すごくかけがえのない時間を一緒に過ごさせもらっているのだと気づきました。

発表会が終わった後に、思いっきり抱きしめて「ありがとう、かっこよかったよ!」と伝えました。

「ドキドキしたけど、たのしかった!」

と、息子の誇らしげな顔は、私のこころの花となりました。

 

「こころのねっこ」  作詞・作曲 南夢未

いつのまにか 大きくなった
いつのまにか 仲良くなった
いつのまにか こけなくなった
いろいろ できるようになった

はじめての出会い はじめての仲間 
はじめて知った たくさんのこと
泣いて笑った 毎日が
みんなのこころのバネになった

いちにちいちにち 大きくなった
いちにちいちにち 強くなった
いちにちいちにち じょうぶになった
いっぱいの 思い出になった

これからの出会い これからの仲間
これからわかる たくさんのこと
ここですごした 毎日が
みんなのこころのねっこになれ

はじめての出会い はじめての仲間
はじめて知った たくさんのこと
ここですごした 毎日が
みんなのこころのねっこになれ
みんなのこころのねっこになれ

テイラー
やんちゃだけど恥ずかしがりの息子と、やっとイヤイヤ期を抜け出した娘の年子兄妹の母。 一息もつく暇がないほどドタバタと忙しい毎日。そんな中でも、夕食を作りながらコソコソ食べるお菓子が毎日の楽しみ。朝ゆっくり目に起きて、子どもたちとヨガをするのがお気に入りの週末の朝の過ごし方です。 口癖は、「ま、いっか」、「お腹すいたー」、「ストーップ!」。