F/style 銅の行平鍋(スズ引き)

F/style 銅の行平鍋(スズ引き)

熱伝導率は、鍋の中でナンバー1!
ずっと使い続けたい一生モノの片手鍋

プロの料理家や料理好きに昔から愛されている銅製の鍋。

アルミ製やステンレス製、ホーロー製、といろいろな鍋がありますが、その中でも満遍なく熱が行き渡り、熱伝導率が一番高いのが銅。均等に伝わるので温度にムラが生じにくく、すぐに沸騰するのでやかんがわりにお湯を沸かしたり、茹で鍋としても便利に使え、弱火で煮込む煮物や汁物などの料理にも適しています。

やかん代わりに水を素早く沸騰させたい時に重宝し、湯を注ぐときの温度変化による熱湯の飛び散りが少ないのも特徴。注ぎ口が両側についてあるのも便利です。

素銅の場合は、調理したものをずっとお鍋の中に置いておくと、味に変化が出たりする可能性がありますがこちらの行平鍋は錫引き仕様なので、通常のお鍋のように煮物等なんでも使えて、調理したものを入れておいても大丈夫。

そして、見た目の美しさも銅鍋の魅力のひとつ。越後燕の伝統工芸である「打物銅器の手法」と「ヘラ絞りの技術」を元に研究を重ね仕上げたお鍋は、ブロンズに輝く表面はうっとりするほど。その表面が使っていくごとに渋い茶色に変化していきます。
持ち手は、新潟の間伐材の枝部分をロクロでひきミツロウで塗装し木の皮を残してあるので、握りやすさも◯。
(天然の素材を使用しているため、持ち手の色味には差異がある場合がございます。)

職人の手で丁寧に作られたお鍋は、耐久性も高く、長持ちします。決して安価ではありませんが、使うほどに愛着が湧き、ズズを引き直したり柄を換えたり、ときちんと手入れをしながら使い続けたい一生モノのお鍋です。

F/style 銅の行平鍋(スズ引き)

サイズ:5寸 直径15cm×深さ6.5cm 木柄約17cm
           6寸 直径18cm×深さ7.5cm 木柄約19cm
素材:本体 / 銅 内側 / 錫メッキ
木柄は雑木を使用しているためその都度異なります 

この商品のご購入にあたって

【銅の行平鍋の使用上の注意】
・最初に使う際には、水をはり、お湯を煮立てて銅のアクを抜いてからお使いください。
・使用後はなるべく早く洗い、しっかり水気を取り、乾燥したところに保管してください。
・銅鍋は次第に薄黒く変色いたします。使い始めからすぐに変色は開始し、水滴がついたり、指で触った油などには特に反応を示しますので、ところどころ黒い斑点模様が発生いたします。お使いいただくうちに、古い十円玉のような土色に変わります。(梱包時から変色しているものもございます。変色は、使用上問題はありません)
・調理後の外側の汚れは、市販の磨き剤を使い、アルミのたわしや亀の子たわしは表面に傷がつくので使用しないでください。
・もし緑青がついたら、酢に同量の塩を混ぜた溶液を布につけてこすり落とし、その後は食器用洗剤で洗ってください。洗った後は十分水気を拭き取り、湿気の少ない場所に保管してください。
・使用しているうちに木柄の表面がかさついてきたら、食用オイル(エゴマ油、オリーブオイル、サラダ油など)を塗って、軽く拭き取ってください。しっとりとした光沢が戻ります。

【銅の行平鍋のお手入れ方法】
※IH調理器ではご使用になれません
・スズ(錫)は融点(融け出す温度)が、240度と金属の中ではかなり低いため、空だきをするとスズが融け出してしまいますので、空だきをしないようにしてください。炒めてから煮るような料理の際は十分にご注意ください。
・スズ(錫)は非常に軟らかい金属のため、使用後金属たわし等で無理にこすると錫が削れて、寿命が短くなります。

Photo:Haruki Anami

F/style 銅の行平鍋(スズ引き)
5寸
¥17,600
K135-00176
在庫なし 入荷通知
F/style 銅の行平鍋(スズ引き)
6寸
¥19,800
K135-00177
在庫なし 入荷通知