Glück und Gute

手にとったときの、あたたかな「しあわせ」。
自然素材の良さを知ってもらいたい、という思いでつくられた

Glück und Gute

毎日履くものだからこそ、本当によいものを。
手に取ったときにそのものから伝わる、「品質の良さ」と幸せな気持ち。
そんな想いを形にしたいと和歌山、奈良、長野、山梨の工場とともに天然の素材にこだわったモノづくりに取り組む、グリュックントグーテ。
実際手に取ってみてわかる、その質の良さ。
グリュックントグーテの靴下の質の良さについて

そして、わたしたちがコーディネートにプラスしたい!と思う、カラー展開も魅力です。
冷えとりもできて、コーデの幅も広がる。足元からその日の着こなしを考えてみるのもいいのでは?、ということで、グリュックントグーテの靴下を取り入れた、足元のおしゃれをご紹介します。

今の気分な一足、レースアップシューズ

(1枚目)Glück und Gute 五本指「足の肌着」絹とウール エクリュ +
(2枚目)Glück und Gute 絹ウール二層靴下ミドル丈 レッド

(1枚目)Glück und Gute 五本指「足の肌着」絹と綿 チャコール +
(2枚目)Glück und Gute 素材と色 ライトグリーン

様々な色合いのカラーが揃うグリュックントグーテだから、シンプルな洋服と靴の組み合わせに、差し色をあえてセレクトしておしゃれのポイントに。

きれいめコーデな一足、ショートブーツ

(1枚目)Glück und Gute 五本指「足の肌着」絹と綿 エクリュ +
(2枚目)Glück und Gute 素材と色 ピンク(M) +
(3枚目)Glück und Guteカシミア混薄手ウォーマー ベージュ

パンツスタイルのきれいめなコーデには、大人っぽくて上質なカシミア混のウォーマーを足元のアクセントに。

足元レイヤードな一足、スニーカー

(1枚目)レギンス +
(2枚目)Glück und Gute五本指「足の肌着」絹と綿 ショート ブラック(M) +
Glück und Gute 素材と色+ ボルドーグリーン(M) +
Glück und Gute 絹ウール二層ウォーマー イエロー

レギンス、靴下、レッグウォーマーをたっぷり重ねて、ハイカットスニーカーにタックイン。肌寒い日のおでかけには、足元もレイヤードスタイルで。

冷えとりスタイルな一足、サボ

(1枚目)Glück und Gute Gluck und Gute 五本指「足の肌着」絹と綿 グレー +
(2枚目)Glück und Gute素材と色+ グレーブラウン(M) +
(3枚目) Glück und Gute 絹ウール二層ウォーマー インディゴ

冷えとり定番アイテムの、ダンスコのサボとあわせて、ちょっとそこまでスタイル。冷やしたくない足首は、レッグウォーマーを重ねて厳重に守って。

Photo:Haruki Anami

グリュックントグーテの履き方といいところ

◎1枚で2枚分!2枚重ねて4枚分!シルクの上に綿やウールを重ねて編んだ、特殊な二重構造の靴下だから、1枚しか履いていないのに、2枚分あたたかい。一枚で履いて簡易的な冷えとりに。また、“足の肌着”シリーズを1枚めに履いて、“二層靴下”や“素材と色”、“素材と色+”を2枚めに重ねると、靴下の中で足が滑らず踏ん張れて、足が疲れにくいだけでなく、空気層もプラスされてよりあたたかくお過ごしいただけます。冷えとりをされている方も、重ねる枚数を減らすことで、足元の見た目も通常の4枚重ね冷えとり靴下よりもすっきり。

◎ウール、オーガニックコットンなどの天然素材を使用しているから、吸湿性、放湿性、保湿性、保温性に優れ、肌触りや履き心地ばつぐん!小さいお子さまにも安心してお使いいただけます。

◎コーディネートの差し色になるカラーバリエーションがうれしい!優しい色が多い冷えとり靴下ですが、見せて履きたくなるほどかわいい“グリュックントグーテ”の靴下は、その日の気分を上げてくれます。

五本指「足の肌着」

内側の絹と外側の素材が二層になってできた五本指靴下。絹糸を贅沢につかったパイル編みの柔らかなクッション性が足に心地よく効果的に汗や老廃物を吸収、放湿してくれます。

素材と色

内側の絹と外側の素材の二層構造が一枚になった「素材と色」シリーズ。厚みがありゆったりとした履き心地が特徴。五本指靴下足の肌着と重ねると保温性がアップ。もちろん一枚でも。

そのほかのくつした

子どもの靴下

雑貨

グリュックントグーテの考え方と製品について

足元はもちろん、こころまでもポカポカにしてくれる、自然素材ブランド“グリュックントグーテ”。
もとにある考え方と製品についてをデザイナーの辺牟木さんにお聞きしました。

便利な世の中になり、街には人間が生み出した人工的な商品が並んでいます。
それは物流にのせるために、利益を生み出すために必要なのかもしれません。
腐らないように、見た目に美しいように、いろんな添加物が加わって 普通においしいものとして販売され、今やそれを疑う人もいなければ好意的に購入する。
でもそれは、子供が食べるおやつにもパンも、病気を治すための薬にも入っている。

娘が小さいとき、原因不明のじんましんが頻繁に出て、風邪をよくひき、鼻炎、中耳炎などなど 体調不良が続いたことがありました。1週間に1度は小児科を受診、耳鼻咽喉科、皮膚科にもいきました。いずれも沢山の薬が出されるだけで、一時ましになるだけで完治しない。ちょうど夫と単身赴任中で娘と二人きりの生活でしたので、私は悩みに悩み、この毎食後 出され飲む薬というものに 自ずと不信感を持つようになりました。
その中で、薬をやめてみよう、根本はそこにはないという結論にいたり 自ずと娘が食べる食事に目を向けるように。玄米食、マクロビオティック等を試す日々が続きました。ちょうど時を同じくして「冷えとり」のブームが到来。シルク、コットンなどの自然素材の良さ、そして冷えに関しての情報が入ってきて、自然食と自然素材が私の中で繋がりました。

人間が作り出したものはとても快適で使いやすく便利で見た目にも美しい。
だけど原点に帰ってみよう。 自然と昔からあったものには意味がある、そしてそれが人間に一番合っているものだと。「冷えとり療法」の本からも、「冷え」というものが、自分が今やろうとしている 自然食と重なって頭の中で合致したのです。

グリュックントグーテは、冷えとり用の靴下として特化してつくったものではなく もっともっと単純で、自然の素材の良さを知ってもらいたい、そしてその自然の良さがつまったものを 手にとったとき「しあわせ」に感じてもらえるものができたらという思いが発端だったと思います。
二人目の子供がお腹に宿ったころ、自然の流れで 幸せの意味の「グリュック」、「良さ、やさしさ」の意味の「グーテ」が合わさった 「グリュックントグーテ」が誕生しました。ドイツ語にしたのは ドイツは「質」の高さで先進国のように感じていた、潜在的なその感覚があったからだと思います。

グリュックントグーテの自然素材には、人間の肌と一番近い素材で蚕を守るシルク、昔から存在する一番身近なコットン、そして羊を雨風からも守る不思議な繊維、ウールが必要不可欠。それは、冷えとりで得た知識と自らその素材を身につけたときの心地よさからきています。

そして足元をあたためると、自ずと身体全体が温まる。頭寒足熱の考えがさらに加わりました。

ただ身体の外側をあたためても、内側が冷えていては意味がありません。冷たい飲み物や甘い食べ物などの陰性の食品をたくさん口にしていると、内臓が冷えて、身体の芯から冷えきってしまいます。
我が家では、塩は沢山とりますが、身体を冷やす砂糖は極力摂取しないようにしています。
お料理にも砂糖は使いません。そして身体がおかしいな、風邪気味だなと感じたら、梅干し、味噌、生姜などの身体をあたためてくれる食材を摂取するようにして、 そして何よりも自然の旬を食べるように心がけています。逆に夏はほてった身体を冷やすことも大切ですし、自然が育んでくれるものたちが勝手に身体を調整してくれるような気がします。

そして、一日一度のお風呂も大切。半身浴が一番いいとされていますが、 子育て中や、忙しい会社員の方はゆっくり入る時間がなかなかとれない、私のその一人。
病気で発熱し身体の中の悪をやっつけるように、自分の体温以上の熱を外部から加えるのは 大切。だから時間がないときは熱めのお湯にぐっとつかるようにしています。

|国産・自然素材へのこだわり|

グリュックントグーテは、機械編みでありながら、人の手と、想いがたくさん詰まっています。
自然素材の糸は弱く途中で切れてしまったりロスもたくさん出て、企画しても商品に結びつかなかったものもたくさんあります。心地よい良質な靴下に仕上げたいという技術者の方とともにつくりました。

◉国産

和歌山県、奈良県、長野県、山梨県の伝統ある国産工場で製造しています。

◉シルク

人間の皮膚に最も類似した繊維、シルクは、人間の肌ととても相性がよい素材。
それに加え、強い吸湿性があり、足裏から出た老廃物や汗を吸収する作用が強い。
グリュックントグーテでは、肌に一番近い1枚目としてシルクを使うようにしています。
また放湿性も高いので、外側に綿やウール素材を持ってくると、放湿された湿度を綿やウールが吸収して足裏を快適に保ってくれます。蚕を守るように、肌を清潔に保ち、しっとりとしたきれいな肌へ導いてくれる作用もあり、シルクを履いていると足がつるつるしてくるのも嬉しいところ。
シルクを紫外線にあてると黄変しますが、それぐらい紫外線を吸収して、お肌を守ってくれる作用もあります。

◉ウール

ふわふわの羊を守る羊毛には不思議な作用がたくさん詰まっています。
羊を雨から守るため、羊毛には水をはじく作用がありながら吸湿性にすぐれ、一旦吸収したものを 放湿してくれる調整作用があります。また繊維の中にあるクリンプといわれる縮れが空気を多く含むため、断熱性、保温性に富んでいて、体温をうばうことなく一定に保ってくれます。

◉オーガニックコットン

今はコットンの方が使用率は多いですが、できるだけ化学薬剤を一切使用していないオーガニックコットンの商品を今後増やしていきたいと思っています。とても柔らかく、しっとりとした肌ざわりで、子どもやベビーにも安心ということだけでなく、コットン生産地における労働環境問題が背景にあります。
コットンを作るためには、たくさんの農薬を使う必要があり、世界で多くの子供達がその過酷な労働環境の中、教育を受けることもできずコットン農場で働いています。
オーガニックコットンを使うということは、やわらかない素材で心地よいということだけでなく、 そうした農薬まみれの土壌で長時間労働を強いられる子どもたちを少しでも救うことができると思うのです。
世界の意識を少しずつかえるためにも、グリュックントグーテは、オーガニックコットンの商品を今年から積極的に増やしていこうと思っています。

|五本指靴下のうれしい効用|

「五本指靴下が苦手な方でも心地よく履いていただける靴下」を作りたくて、和歌山県の工場の方と何度も試作、改善を繰り返し形になった、グリュックントグーテの五本指靴下。もともとは、足の指が窮屈に感じて、五本指靴下が苦手だった辺牟木さん。それでも、効用を信じて履き続けているうちに、肌着感覚になり、今では履かないと落ち着かないまでに。五本指靴下のすばらしい効用をご紹介します。

◉足の機能を損なわない

足は、踏ん張ったり、バランスをとったり、体を動かすときにさまざまな働きをしています。歩いたり立ったりするときにクッションの役割をする、足の指、土踏まず、かかとのバランスが崩れ、肩や腰、首などに余計な負担をかけることになり、肩こりや腰痛の原因に。五本指靴下は、裸足の状態のときのように、足の働きを制限することなく足指に力が入り、地面をしっかりとつかむことができるので、足裏のバランスが向上し、安定した正しい姿勢を保つことにも役立ちます。

◉本来持つ足の感覚が働く

現代では、硬い靴を履くことが多く、足指を動かす機会が減っています。裸足に一番近い五本指靴下を履くと、足指が刺激され足の感覚が豊かに。足指が刺激されることで、脳も活性化され、身体も心も元気に。

◉血液循環がよくなる

五本指靴下で足指の感覚がきちんと働くと、親指にしっかり重心がかかるので呼吸も深くなり、つま先が刺激されることで全身の血流がよくなります。

◉足の蒸れを抑える

五本指靴下は足の指が個別に分かれているので、指の間に汗をかいてもしっかりと吸収してくれます。水虫の予防や蒸れによる匂いを軽減する効果も。

|お手入れ方法|

お手入れしにくいと思われがちなシルクやウール。
グリュックントグーテの靴下は、すべて自然素材で、さらに柔らかく編みあげているため、 本当は手洗いが一番なのですが、靴下のお洗濯は毎日のことですし手洗いは大変!
ネットに入れていただければ、洗濯機で洗っていただけます。
ただ、シルクは日光に弱いため、干すのは直射を避けていただきたいのと、 自然素材は色落ちが化繊よりも強く出ます。
蛍光剤や漂白剤が入った洗剤のご使用は避けてください。
また風合いを保つため、乾燥機はせず自然乾燥させていただければと思います。

二層靴下は、二枚の生地(靴下)が重なってできていますので、洗濯を繰り返すうちに 相互にずれが生じて、つま先部分に内側のシルク生地がたまってくることがあります。
その際は、一度全て裏返していただき、つま先から生地をひっぱるように伸ばしてもらうと 元どおり綺麗にはくことができます。