「種と野菜とくらすこと」

手から手へ受け継がれてきた、古来種野菜のマーケット
野菜を味わう、買う、たのしむ!

日時:2017年7月8日(土)11:00〜16:00(マーケット)/16:30〜18:00(トークイベント)
場所:福岡市中央区平尾1-11-21-2F くらすことギャラリー(地図
電話:092-791-9767
企画:オーガニックベース+warmerwarmer+くらすこと

マーケット
◎古来種野菜を買う warmerwarmer / 金子商店
◎古来種野菜を試食する warmerwarmer 高橋一也 / オーガニックベース 奥津典子
◎パンとおやつとお弁当 chanowa 髙山由佳(パンとお菓子 / 熊本) / 深草 松竹智子(お弁当 / 福岡) / condate(お弁当 / 長崎) / 木村製パン(パン / 長野)
トーク
◎「台所からはじめよう」
池松健(池松自然農園) / 奥津典子(オーガニックベース) / 高橋一也(warmerwarmer) / 司会 奥津爾(オーガニックベース)

こんな思いから

子どもたちにはさまざまな個性があり、ひとりひとりが全く違うように、
野菜も本来は均一には育たず、いろんな個性、姿があるもの。
例えばわたしたちに馴染み深い野菜である大根ひとつをとっても、
ひとの手から手へ、長い年月をかけ種が受け継がれ、日本には100種類にも及ぶ大根があるといいます。
赤い大根、黄緑の大根、丸い大根、30キロもある大根、名前のない大根、
平安時代から続いてきた大根など、
うつくしくて楽しくて、何よりみずみずしくておいしいのです。

そのひとつひとつにはいろいろな色や形、多種多様な甘みや苦味など、奥深い味わいがあり、
食卓にのぼるさまざまな野菜を通し、わたしたちは複雑で豊かな味覚を得てきたのですが、
そんな大根たちが、日々の食卓にのぼることは、年々、難しくなってきています。

そんな個性あふれる、古来種の野菜。
もっと気軽に生活に取り入れ、日々の食卓にたくさんのぼることで、
わたしたちが本来もつ味覚を、目覚めさせることができたら。
そしてそんな大人たちから、自然と子どもたちにも、つなげていくことができたなら。

そんな“これから”を思い描いて、古来種の野菜をテーマにしたイベントを、
今回企画いたしました。

お買い物はもちろん、おいしい食べ方を教えてもらったり、試食もしたり、
トークショーで考えたり、ひととつながったり。
パンやお弁当、おいしいおやつなどなど、賛同してくださる皆さんの出店もたのしみのひとつ!

そんな、野菜を味わい、買って、たのしむマーケット。
福岡平尾のくらすことギャラリーで、夏のはじめにスタートします。

マーケット

◎ 古来種野菜を買う

日本全国の有機農業生産者とつながり、固定種・在来種野菜をひろめる八百屋warmerwarmerさんと福岡で在来、種取り農家さんなどの野菜を扱う金子商店さんが、手と目をかけて育てられた、全国の農家さんの野菜を販売します。warmerwarmerさんが全国各地の古来種野菜を、金子商店さんが、九州各地の古来種野菜を販売します。

販売:
warmerwarmer
金子商店

◎ 古来種野菜を試食する

生で食べてみる。シンプルにオリーブオイルと塩で炒めたり。 在来種の個性を生かして、warmerwarmerの高橋一也とオーガニックベースの奥津典子がその場で野菜をおいしく調理。2人の料理係が在来野菜のおいしさを、皆さんにその場でお届けします!

試食調理係:
warmerwarmer 高橋一也
オーガニックベース 奥津典子


写真 馬場わかな

◎ パンとおやつとお弁当

パンやお菓子、古来種野菜のおいしさ詰まったお弁当など、おいしいものがたくさんやってきます。

出店:

chanowa 髙山由佳(パンとお菓子/熊本)
季節ごとの果物や花からおこした酵母で焼いたパン、 シンプルでやさしいお菓子を焼いています。 “豊かな大地からいただいたものに感謝し、形を変えて皆さまにお届けする” そんな想いを込めて日々つくっています。 体にもやさしく、口にすると笑顔がこぼれるようなものを。 皆さまが幸せになってくださったらうれしいです。

深草 松竹智子(お弁当/福岡)
「食」を伝えるをコンセプトにした「深草」を主宰。野菜や調味料にこだわった家庭料理。 レシピやスタイリングを手掛ける他、自宅で料理教室や食のイベントを開催している。当日は、古来種野菜を使った野菜中心のお弁当(1,000円)をご用意します。

condate(お弁当/長崎)
長崎県でお弁当の製造、販売。自然な形で育てられた季節の野菜を主役に目で楽しく、口においしいものを日々探求。現在休業中。 今回のお弁当は、可能な限り無農薬の野菜を使用し、雑穀米とおかず8品の構成(1,000円)です。

NEW木村製パン(パン/長野)
中学生でパン職人を志し、ビゴの店、ルヴァンで修行。その後、吉祥寺ダンディゾンの立ち上げに関わり、シェフして15年勤務。2016年に木村製パンとして独立。種市や様々なイベントへの出店、フードムードでの店頭販売などを経て、小麦畑が身近な信州上田に家族で移住。現在はhalutaのキナリノモール通販のパンを焼く傍ら、木村製パンとしてイベントや特注など、パンを全国へ発送している。 農家さんと気持ちを共有してパンに込め、身体に無理のなく穏やかなパンを焼きたいと思っています。今回は、信州で唯一「ゆめあさひ」を育てられている、自家採種なつみ農園 宮原さんの小麦「ゆめあさひ」「しらね小麦」「黒小麦」を使って焼き上げた、カンパーニュ「信州上田田舎パン」を販売します。色んな大きさや形にカットしたものが並びます。

トーク

◎ トークイベント 「台所からはじめよう」

2017年7月8日(土)16:30〜18:00
料金:1,500円(古来種野菜の試食付き)
場所:福岡市中央区平尾1-11-21-2F くらすことギャラリー(地図
電話:092-791-9767

池松健(池松自然農園) / 奥津典子(オーガニックベース) / 高橋一也(warmerwarmer)
司会:奥津爾(オーガニックベース)

マーケット出店者のお弁当、古来種野菜のセットがご予約いただけます!

16時まで行われるマーケットのお弁当やお野菜が夕方には売り切れで買えなかった、、、ということのないように、トークイベントご参加の皆さまのみ、オプションとして深草 松竹智子さん、CONDATEさんのお弁当(各1,000円)、warmerwarmer、金子商店さんによる古来種、種採り野菜のお任せセット(1,000円、2,000円、3,000円)の予約注文をお受けいたします。トークのお申し込みと合わせて、フォームよりご注文ください。(お弁当のイメージはこちら

朝、昼、晩、毎日立つ台所。
子どものいるご家庭なら、「お休みの日は一日中台所で食事の支度に終われている」、なんてお家もあれば、時短料理を心がけ、「いまは、そのほかに使える時間を大切にしたい」、というお家もあり、1人暮らしを始めたばかりの社会人や学生さんなら、時折、育ってきた毎日の食卓、作ってくれていたひとの顔を思い出し、“わたし”にしっくりとくるごはんとの関わりを、探し始めたひともいるでしょう。

そんなたくさんの日本の食卓を思い、仕事に携わるひとたちがいます。


写真 繁延あづさ

顔の見える関係を大切にし、固定種・在来種の野菜を直接家庭の台所に届ける農家、福岡の池松健さん。
3人の子どもたちの母であり、「家庭でできること」をテーマに「気候と体質に合わせる料理と理論」を提案する、長崎雲仙で暮らす奥津典子さん。
「流通」を介して受け継がれてきた全国の種採り農家とつながり、日々の食卓に、個性豊かな野菜が並ぶことを思い描く八百屋、東京から高橋一也さん。

畑や野菜から、子どもたちのいる食卓から、台所を担う消費者から。
そんな台所のまわりから聞こえてくる声に耳を澄ませ、これからの未来をみつめた古来種野菜を手掛かりに、毎日のごはん作りのヒントや子育ての話もまじえながら、わたしたちの台所の在り方を考える時間。

あなたの台所から、はじめてみませんか?

奥津典子
1974年生。オーガニックベース/食堂ヒトト。
日米でマクロビオティックを学ぶ。穀物菜食としてではなく「気候と体質に合わせる料理と理論」「家庭でできること」をテーマに食を提案している。現在は雲仙市在住。高校生・小学生・2歳児の母。「奥津典子の子育てのきほん」を動画配信中。 organicbase.net/kodomo/


写真 繁延あづさ

著書
「マクロビオティックの子どもごはん」(ソフトバンククリエイティブ)「organic base 朝昼夜のマクロビオティックレシピ」(河出書房新社)他多数

フェイスブック
インスタグラム

高橋一也 warmerwarmer代表
1970年生まれ。高等学校卒業後、中国上海の華東師範大学に留学。その後(株)キハチアンドエス青山本店に調理師として勤務するなか「有機野菜」と出逢う。1998年に自然食品小売業(株)ナチュラルハウスに入社。アメリカ「ホールフーズマーケット」ドイツ「ベーシック」等をベンチマーク、世界のオーガニック事情を捉えながら、同社の事業を無添加食品事業からオーガニック食品への切りかえに推進、店舗統括、販売企画、商品部青果バイヤー等の業務から取締役へ就任。売上高50億円の会社経営に携わる。2011年3月の東日本大震災をきっかけに、同社取締役を辞任。古来種野菜(固定種・在来種)の販売事業の構築、有機農業者支援、次世代のオーガニック市場の開拓を目的にwarmerwarmerとして独立。
warmerwarmer.net

トーク 「台所からはじめよう」 お申し込みは、
定員になりましたので、締め切らせていただきました。

企画

オーガニックベース
「風土とたべると台所」がテーマに吉祥寺・雲仙・福島の3拠点で活動中。吉祥寺ではマクロビオティックの料理教室をベースに食や農に関わる様々なイベントを企画。雲仙では若手農家たちと「雲仙 種をあやす会」を結成し、勉強会や種を守り継ぐ活動。福島市では2016年に食堂ヒトトを吉祥寺から移転オープン。ただいま「奥津典子の子育てのきほん」を動画配信中です。
www.organic-base.com

warmerwarmer
日本全国の有機農業生産者、有機農業関連団体と連携しながら、固定種・在来種野菜の普及事業、有機農産物のプロモーションのプロデュース、有機JAS認定検査員など、オーガニック市場を構築するために邁進中。講演会への登壇、独自コンテンツ企画など。
著書「古来種野菜を食べてください」
warmerwarmer.net

くらすこと
「わたし自身のものさし」を見つけるをテーマに、食、子育て、教育、こころとからだ、暮らし方など、ワークショップやイベント、ウェブマガジン、雑貨の店、執筆等、多岐にわたり活動している。2016年、活動の拠点を福岡に移し、2017年からは、いまを生きる女性、お母さんたちに向けての提案を、さらに強化していく予定。主宰である藤田ゆみの著書に『子どもと一緒にスローに暮らすおかあさんの本』(アノニマスタジオ刊)がある。
www.kurasukoto.com

この一着でコーディネートがきまる!

UNIVERSAL TISSU ハーフスリーブ3Dオールインワン

この深さがちょうどいい。佇まいのいいフライパン

野鍛冶やまご ちょっと深めの鉄フライパン

くらすこと × pot and tea

肩掛けワンハンドルトート

「使いたい時だけ」が便利!コンパクトなキッチンにも◯

すっきり暮らす水切かご

梅雨特集

しとしとを愉しむ、くらすことの梅雨支度

今季は「トマト」「ライトグレージュ」色が新登場!

くらすこと さらっとなめらかリネンソックス

涼やかに、わたしらしく。

夏に着たいお洋服を集めました。

夏の定番アイテムが一新、楽ちんTシャツ

くらすこと ドルマンスリーブ カットソー

春夏の定番になってくれる満点ボトム

くらすこと リネンコットンパンツ

眠る前にシュッとひとふき、眠りモードへスイッチON

Nature is me 入眠スイッチミスト

シルクで足元を温め、夏の体調管理を

くらすこと シルクのレッグウォーマー

つけてないみたいに軽くてふわふわ

くらすこと シルクコットンのうすふわ腹巻

ここちよく、いとおしい、肌にやさしい自然素材から生まれる布製品

atelier Une place (アトリエユヌプラス)

使って、眺めて、わたしの台所時間をより豊かに。

くらすことの生活道具 木蓋の入れもの

「小さな森 イスキア」を訪ねて 2. おむすび

佐藤初女さんのおむすびが教えてくれたこと

生きるさまざまをからだ、整体を通して捉えなおす

川﨑智子さんと整体のお話と対話の集い〈Q&A編〉