ものをつくる、表現する、あの人に聞いてみました。

あの人のものさし
from ギャラリーグレープフルーツジュース

こころとからだ、食べるもの。
自然とともにあること、宇宙の一部であること。
「わたし自身のものさし」を見つける “くらすこと”

2005年から、そんなテーマのもと活動を続けて18年目を迎えるくらすこと。2023年6月にスタートした「ギャラリー グレープフルーツジュース」では、古今東西で時間をかけて作りあげられたアートや器、洋服などの展示と、生活や生きる上でのヒントになるようなワークショップを企画しています。

ギャラリーを通して出会う、ものを作ったり、表現したり、さまざまな活動をされているみなさんにお尋ねした、大切にされているものや言葉、迷ったときはどうする?など、そのものさしが垣間見えるようなQ&Aのコーナーです。

第5回  Yuki MIKAMI さん

Yuki MIKAMIさん
アーティスト。東京都在住、桑沢デザイン研究所卒業。様々なモチーフを線として表現し、ドローイングやコラージュなどの手法で作品を制作発表しています。
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▷展示情報 
Yuki MIKAMI exhibition
” Recomposition ”

2023年8月4日- 13日開催
at ギャラリーグレープフルーツジュース

Q 1

お気に入りの道具や愛用品を教えてください。

A. 上から POSCA, DERMATOGRAPH, JIM-KNOK 

相性が良くわたしの代表的な画材です。 それぞれの画材でしか描けない線があります。

Q 2

「この本はずっと本棚に置いておきたい」と思う
お気に入りの本を教えてください。

A. 『杉戸洋 とんぼとのりしろ Hiroshi Sugito module or lacuna』(水田有子, 高城靖之 編集 東京都美術館)

杉戸洋さんの2017年に東京都美術館で開催された展覧会の図録です。 杉戸さんの作品が好きで 展覧会を見に何度か他県の美術館まで足を運んだこともあります。 この図録は装丁もとても気に入っています。

Q 3

迷ったときや選択をしなければならないとき、
どのようにして決めていますか?

自分が大切にしていることがそこにあるかどうかをまず考えます。

Q 4

日々をご機嫌で過ごすために
心がけていることを教えてください。

暮らしの中で使うものはどんなものでも 自分が気に入った造形、質感、色、デザインのものにしています。生活していてふと目に入ったときや使うときにも気分が上がります。

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