毎日台所に立つ生活者だからこそ分かる工夫とこだわりがつまった、
光があふれ、ゆったりと時を過ごせる
わたしが、家族が心地よく毎日を過ごせる家
1日の多くの時間を過ごす家。
暮らしの基本は住まいです。
住まいは単なる箱ではなく、
そこで食べて寝て話して
家族それぞれが外に出て戻ってくる巣のようなもの。
自分にとって、家族にとって快適で安心できる場所であること。
私自身にとっても明日のために、前向きに過ごせる場所であること。
私が私らしくいられるように、
子どもたちが笑顔で居られるように、
そんな思いで「くらすことの家」を作りました。
今までの日々の中で自分の住まいを探し、変えてきて、
色々な暮らしを経験したからこそわかるアレコレ。
どうしても男性的でかっこいい作りが多くなりがちな昨今のリノベーションですが、
生活者の目線で、使い勝手や心地よさをいちから考えてみました。
新築のキラキラとしたラグジュアリーさではなく、
どこかほっとして気持ちが休まるような空間に、と。
閑静な住宅地にあるビンテージマンション。
そこは朝の光が気持ちよく降り注ぎ、
ダイニングやリビングからは庭の緑を楽しめる場所。
その部屋に私たちらしくリフォームを施しました。
古い物件でのリフォームでは、断熱や遮音、水回りなどが懸念されがちですが、外壁に断熱材を入れる、給湯の容量を変更する、窓ガラスを断熱性、遮音性の高い真空ガラスに変更する、など見えないところでも工夫を施し暮らしの心地よさを支え現代の暮らしにもフィット。
出来上がったのは、
“ちょうどよく家族の顔が見える”
“窓辺、キッチン、庭‥どんな場所でも椅子を一つ置いて読書がしたくなる”
“庭に生えた草や小さな花を飾りたくなる”
そんな空間でした。
居る場所、座る場所が少し変わるだけで見える景色、光が違う。
その一つ一つを楽しめる住まいです。
住まいを楽しむことは人生を楽しむこと。
この空間で新たな自分らしい暮らしを楽しんでみてください。
dining
やわらかな自然光が心地よく降り注ぐ
ダイニング
窓辺近くのダイニングは、キッチンとリビングを結ぶ場所。キッチンとの動線、リビングからの動線をスムーズにしつつ、適度に空間が分かれていることで食べることや会話にしっかり向き合える空間に。
カウンターでは仕上げをしたり出来たお料理をテーブルにさっと運べられて便利。
ダイニング側は、お皿の収納や飾り棚にも。棚をオープンシェルフにしたことで、食事の支度の際もスムーズに。お皿などをを取りやすく、子どもたちがお手伝いもしやすい工夫も。
リビングとの仕切りがあることで、食事や会話に集中できます。
リビングからの眺めは額縁におさまった絵画のよう。
kitchen
あたたかな木目とグレーのタイルが基調の
特別なキッチン
1番こだわったのはキッチン。1日の中で長い時間を過ごすキッチンでは、時に無心で料理に集中することでストレスを解消し、時に思考をまとめ、時に家族の食事を掌る司令塔のような場所。
元々はクローズドになっていたキッチンの壁を無くすことで開放的な空間に。使いやすく小回りが効いて、何より長い時間居たくなる空間に仕上げました。
正面のレールにはキッチンツールを。
棚にはよく使うお皿や調味料を。オープンにしているので、取り出しやすくすぐに使えるのが魅力。お気に入りのお皿や絵を飾るのも◯。出番は少なくても目線の先に好きなものがあると、気分が上がり日々の料理も楽しくなりそう。
上部にある棚は広さを十分にとってあるので、収納に困るお櫃や飯台や蒸し器、大きな鍋もしっかり仕舞えて便利。使用頻度の少ないものでも、台所周りにあることでわざわざ探し出さずに使えて料理の幅が広がります。
キッチンの奥にはパントリーを設置。野菜や調味料のストック、リネン類をしっかりと収納でき、全体を見渡せるので食材をさっと取り出せます。
複雑な色合いが素敵なタイル。汚れも取れやすくお掃除がしやすいのも嬉しい。
庭での四季折々の変化を見ながらの
スモールオフィス
キッチンの内側にスツールを置けば、私だけの小さなオフィスが完成。日々の仕事をこなしたりはもちろん、料理のレシピをまとめたり、調べ物をしたり、と小さな書斎のような場所に。
カウンターの延長でレシピを検索したり、時には動画を見ながらお料理も。
お庭で遊んだり、ダイニングで勉強やお絵かきをする子どもを見守りながらお仕事も。
リモートワークが増えて自宅で過ごす時間がぐんと多くなった今にぴったり。
living room
ほっとできるシンプルなリビング+大容量の収納や仕事部屋などにも使えるサービスルーム
あえて大きなデザインを加えないアレンジのしやすいリビングルーム。カーペット敷の床は思わず家族みんなで寝転んでリラックスしてしまいそう。白い壁と木目のコントラストが美しい空間。
大容量の収納にも、仕事部屋などの個室としても使用できるサービスルーム。見せたくないものはすべてこのスペースに。
タイルカーペットは1枚単位で張り替えが可能なので、部分的な汚れにも対応できます。
光が降り注ぐ窓辺は、ひと息つけるティーコーナー
窓辺に小さい椅子とテーブルを出せばそこは私だけのティーコーナー。庭を眺めながらのお茶や読書を楽しんで。
窓ガラスは全て真空ガラスに取替え断熱性、遮音性を高めてあります。壁には断熱材を施し、ヴィンテージマンションのリフォームの課題である冬の寒さをカバー。断熱は、寒さだけでなく夏の暑さにも効果的で、冷暖房費を抑えるメリットも。
washroom
ミニマムなウォッシュルーム
丸い鏡に丸い照明。白を基調にした清潔感が魅力の洗面所。日々の疲れをお風呂で癒し、好きな香りを振ってホッとできる空間に。
丸い鏡と柔らかな光で
角の棚にはタオルや好きな香りを置いて
浴室には、よくある「ユニットバス」ではなく「在来工法」を採用。冷たい印象になりがちなシステムバスではなく、“水回りにはタイル”という長い歴史をもつ素材を取り戻し愛着の枠くお風呂に。壁には掃除しやすく清潔感のある白いつるんとした肌のタイル、床にはどこか懐かしさと優しさを含んだグレイのモザイクタイルを施しました。
garden
四季の変化を楽しめる光溢れる庭
庭の景色で季節や天気の変化を感じたり、自分の好きな草木や花を植える楽しみも。晴れた日には椅子を出してお茶時間を。
晴れた日にはテーブルと椅子を出してお茶を楽しんでリフレッシュ。
くらすことの家
designer
くらすことの家は、「くらすこと平尾」「くらすこと糸島」でも設計をしていただいた
Hefvの山田 香織さんにお願いしました。
Hefv
山田 香織
1981年 福岡生まれ
九州芸術工科大学卒業後、設計事務所にて店舗設計に携わる。
ザ・コンランショップにてVMDの経験を経て、2015年 Hefv 設立。
内装設計・スタイリング・ディスプレイを中心に、店舗・住宅の空間構成に携わる。
主な仕事に、ヘアサロン「Kasztan」、ベーカリー「sou」、コーヒーとケーキ「COFFEE & CAKE STAND LULU」、花器と鉢「Blumo」、食事と飲み物「Pusis」、うどんと製麺 「こなみ | 山田製麺 」、事務所&ギャラリー「平野不動産 | 西木倉庫」、麺酒場「つどい」、こども服とおとな服「the LITTLE STANDARD」、工藝店「工藝風向」など。そして、「くらすこと平尾」「くらすこと糸島」の空間をくらすことと共につくり続ける。
COFFEE & CAKE STAND LULU | 2018
Blumo | 2018
sou | 2016
住所 |
福岡市南区高宮4 |
間取り |
2LDK |
面積 |
77.29平米(壁芯) |
交通 |
西鉄高宮駅徒歩10分 |
階高 |
地上2階建1階部分 |
戸数 |
26戸 |
構造 |
RC |
築年 |
1976/8/10 |
取引 |
売主 |
小学校 |
西高宮小学校(徒歩13分) |
中学校 |
高宮中学校(徒歩10分) |
現況 |
空き |
物件の詳細、内覧、ご相談につきましては、下記のNewvillage&Projectsまでお問合せください。