この質問、すごいなと思ったのが、たくさんの欲求とか要求があるひとだなっていうことですね。まず、「ついひとに合わせる」っていうことでひとつでしょう。「言いたいことを飲み込んでしまう」がふたつめ。あと、「物わかりがいいふりをする」と「察して動いてしまう」。これだけでも毎日、かなり忙しくなさっていて、プラス「もっと!」って言ってるので。自分に素直になりたい、ここまでならまだいいですけど、ここに世界と出てきて「世界と接したい」というところですよね。

「どうしたらよいですか?」って聞く時は、「わからないんです」って言います。「わたし、わかりません。教えてください」っていうのが本当の意味ですから。

もし自分が「どうしたらいいんだろう」と感じた時は、「わたしはわからないから知りたいんだ。そしてひとりじゃわからないので、誰かに教えてほしいんだな」っていうところが「どうしたらいいですか?」に省略されちゃっているので、ここらへんから質問に応えたいと思います。

というわけで、とても忙しいひとということがわかりましたので、忙しいということがここまで「もっと!」と取り組む気持ちにさせているということですね。「もっと」というのは、自分に厳しいっていうことですよね。自分に厳しくなると「もっともっと」と言うようになります。「もっとこうしたいんです」って言い方をしたひとがいたら、期待以上に背負ってるつもりになってるので、現実的ではないということです。

この「ひとに合わせてしまったり」っていうのは、みなさん、どうですか?わたしはこの年齢までいくとですね……正直、面倒くさいです。

だから、ひとに合わせることが面倒くさかったら2パターンあって、「面倒くさいからやらない」っていうひと。もう1パターンが「面倒くさいから今やってしまう」。わたしはあとの方です。「面倒くさいから、今やっちゃえ」。やっちゃったら、そのことに対して考える必要がない。面倒くさいことは先に自分で片付けてしまえば、ひとに合わせる必要がないなっていうのは、めちゃくちゃ面倒くさがりやの発想ですよね。

だからここらへんも、もしかしたらこの方は「どんな期待にも応えたいな」って感じているのかな。そして、期待に応えるっていう意味で「いろんなことをやらないといけないのかな」って悩んでいるのかなと思います。

みなさん、どうですか?わからない場合はどうしたらいいと思われますか?……シーン。

(笑)

わからない場合は、まずわからないことを認める、ということですかね。「わたしはわからないんだな」。そしてわからないことを認めちゃえば、意外と落ち着いて、問題として考えられるかなと思います。それが最終的に「もっと素直に自分を出して、世界と接したいのですが」というところにつながると思います。

じゃあ、このご質問はなにが言いたいかっていうと、「自分の言いたいことを素直に言いたいんですけど、その仕方がわからないので教えてください」っていうことですね。それが結果的にこういう質問になってると思って、「自分のことがわからないけど、世界とつながりたいです」。すごくシンプルな質問なのかな、と思いますし、そう考えると夢がある質問ですよね。「いろんなひとと仲良くしたいんですけど、どうしたらいいんですか?」って聞いてるんだから。そしたらみなさん、なにか考えられますよね。仲良くする仕方って、みなさんいろいろ知ってると思うので。

わたしの場合は「みんなと仲良くしたかったらどうすればいいかな」と聞かれたら、仕事柄、「まずはひとの話を聞くことです」っていうのが答えです。もし「わからないな」と思ったら、相手の話を聞いてあげる。聞いた結果から次を考える。これが整体の見方でいう、体を見る見方ですよね。相手をまず受け入れましょう。それは自分のものよりも相手の感受性をまず受け入れるわけです。あくまで「聞くっていう姿勢を持ちましょう」ってことですね。

どうですか?こんなふうに訳してみましたが。

ひとに合わせるっていうことも、夫婦とか40代になってくると合わせるのが嫌になってきます。

夫婦のご相談で多いのは、おふたりの間で「相手に自分のことをわかってほしい」っていう相談が多いんですよね。でも「わかってほしい」を乗り越えるのに、聞くんです。それが、方法かな。

つまり聞いてほしかったら、相手の話を聞くっていう場所を自分からつくってあげないといけないですね。「話を聞きたいのでお話ししませんか?」って。夫婦でも最初の頃のようにデートに誘ってください。「えっ、女のわたしが?」ではなく、ラブレターを書いて、好きなひと同士の話なので、「お話をしたい」もしくは「お話を聞いてほしい」時はまず自分から、っていうことですね。

それをやれないぐらいちょっと距離があって、勇気がいるなぁっていうことであれば、「言いたいことが言えない」っていう質問のあとの部分ですね。素直に自分を出せないということはひとりだけの問題になってしまいます。ひとりだけで思い込んじゃって、ひとりでがっかりして、ひとりで「あーあ」って言って、ひとりで「ふん!」って言いながらご飯食べてるみたいなことになりますので、その間はなにも変わらないと思ってください。

もっと言うと、女性の場合はそういうことを我慢しがちです。だけれども我慢しても変わりません。というのは、わたしも我慢した結果、なにも変わらなかったので、自分から声をかけた。「これは我慢できません」って言ってから初めて、お互いの話が進んでいきますので、そういう意味では、ここらへんは素直に、もしくはいろんなひとと関わりたい場合は、やっぱり自分からまずは声をかけて話す機会をつくるということですかね。

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