モデルKazumiのライフスタイル通信
私の好きな、服のこと、くらしのこと 第5回

肌と心をやわらかに、冬のスキンケア

写真 嶋本麻利沙
構成・文 松本あかね

映画女優のように、時には無邪気な少女のように、
メークによってくるくる変わる
ファニーフェイスが魅力のKazumiさん。

どんなに忙しくても変わらない元気の秘密は「きちんと食べて、よく眠ること」。さらに肌に関しては、顔だけでなく全身のケアを毎日欠かさないといいます。乾燥の気になるこの季節のお手入れのポイントは、こまめな保湿。インスタグラムでも時折アップされるナチュラルなスキンケアやコスメ用品、気になってたという人も多いのでは?

「ヘアメークさんが現場で使っているのを見て、『どこのですか?』と聞いてまねっこしたり、プレゼントでもらっていいなと思ったら、同じシリーズの違う種類を買ってみたり」。普段からアンテナをピン、とはって、よりフィットする製品を探すためなら労を惜しまず。そんなふうに肌と相談しながら探したこの冬のアイテム、どんなものがありますか?
「冬になると気になるのは、やっぱり乾燥。だからオイルをよく使うし、ハンドクリームやボディクリームも欠かせません」。

疲れた胃にやさしい食べものを送り込むように、オイルを中心にナチュラルなスキンケア用品で肌に栄養をあげるのがKazumi流。「今日は実際に毎日使っているものを持ってきました」。インスタが気になっていたひとも、乾燥が気になるというひとも、肌にやさしくしたくなる、Kazumiさんのスキンケアの話、聞いてみてください。

クリームはいくつもそばに

「ボディクリームやハンドクリームは用途に応じて使い分けています」。愛用しているのは老舗のものやロングセラーなど、安心の定番商品ばかり。「肌が本当に荒れてしまったときは、化粧水とニベアだけを全身に塗ります」Kazumiさんが“肌荒れ救世主”と信頼を寄せるのは、全身用の万能クリームとして再評価の高まるニベア。“青缶”と呼んで親しまれるシンプルな缶ケース入りをチョイス。オールシーズン使っています。(上・ニベアクリーム『花王』)
食事作りを始め家事全般、さらにカブキの世話も加わって、家でもなかなか忙しいKazumiさんの強い味方が蜂蜜を使ったこちら。「しっかり潤うのにサラッとしたつけ心地。香りもマイルドなので家事をするときのハンドクリームとして使っています」。手足に加えてシェイビング用にも使える、肌荒れ対策用クリーム。(右・HONEYX シェイビングクリーム『ホーケン化粧品』)
外出時にもハンドクリームは手放しません。「これはカバンにいつも入れておく“持ち歩き用”」。爪も保護してくれるイソップのロングセラー。(左・レスクレクションハンドバーム『イソップ』)

朝晩のオイルマッサージが習慣

「今はこれにはまっています」、と見せてくれたのは料理用として売っている太白胡麻油。胡麻油を100度に熱し冷ましたもので全身をマッサージするのは、インドの伝統医学アーユルベーダの手法。知人に聞いて始めて以来、毎日続けているのだとか。「夜は全身、朝は顔だけ、マッサージしてからシャワーを浴びて拭き取ります」。肌の奥からつやつやの秘密はこれかも?(右・太白胡麻油『九鬼』)
キク科のアルニカという花のエキスを使用したマッサージオイルは、「肩や体のあちこちが凝っているとき、これでマッサージをすると次の日が軽い」。リピート中。(中・アルニカマッサージオイル『ヴェレダ』)
国内外の自然派製品がいち早く手に入る海外のウェブサイトも、よく利用するそう。こちらはその「iHerb」で購入した一本。「匂いもなく、ベタつかず肌にさらっとなじみます。これが一番使っているかも」。抗酸化作用のあるビタミンEオイルにアーモンド、小麦胚芽など5種の天然オイルをブレンド。乾燥の気になる部分を中心に。(左・ビタミンE5,000I.U.スキンオイル『ジェイソンナチュラル』)

冬のボディクリームは保湿力を重視

ボディクリームはオーストラリアのナチュラルスキンケアブランド、イソップのボディバームを使い分けています。
「同じボディクリームを香り違いで持っています。オレンジのパッケージは柑橘系のさわやかな香りで、朝に使いたい。もう一つはいちばん保湿効果の高いタイプ。少し甘めの香りが気に入っています」。後者のレジュビネイトボディバームは冬の乾燥した肌に◎。
(上・リンドボディバーム 下・レジュビネイトボディバーム 共に『イソップ』)

番外篇 朝のリフレッシュにシュシュッ

直接肌に作用するのとは異なりますが、身体に7つあるというチャクラのバランスをとってくれるミストとマッサージオイル。23種類のエッセンシャルオイルをブレンドしたシリーズです。 「朝起きたとき、元気ないな、ちょっと疲れてきたなというとき。雰囲気を変えるために、頭の上にシュシュッとします。匂いってわりと気分転換になりますよ。さぁがんばろーって思える」。1日の始まり、気持ちを前向きにしてくれるお守り的存在。(左・チャクラ バランシングミスト 右・チャクラ バランシングマッサージオイル 共に『パーフェクトポーション』)

おまけ 本場の香り、タイガーバーム

Kazumiさんが毎日使う愛用のスキンケア製品たちを、ずらりと並べてみました。最後のご紹介は一番左端のタイガーバーム。蓋を開けると、目の覚めるような清涼感! 「これは毎日使うわけではないんですが、肩こりのときにいいんですよ。塗るとすっとして今やとりこ(笑)。タイに行ったとき、お土産にといっぱい買ってきたもの。香りが強烈なので、外出前は控えた方がいいかな」。

スキンケア製品の範疇ながら、いろんな秘密兵器をお持ちのKazumiさんでした。お話を伺ってわかったのは、ひと口にスキンケア製品といってもいろんなタイプがあること。そしてこまめに手をかけてあげることで、肌だけでなく心も潤うということ。生き生きした表情のKazumiさんがその事実を物語ってくれているようです。季節の肌を満たしてあげるKazumi流スキンケア、次の機会も乞うご期待!

Kazumiのお買い物日記

急にぐっと寒くなり、朝起きるのが辛い時期になりました。
朝起きて白湯を飲みながら「今日は何着ていこうかな〜」と考えます。
これを着たい!と即決する日もあれば悩みに悩む日も。
そんな毎日のコーディネートで私にとって欠かせないのが帽子。月の3分の2は帽子を被っているんじゃないかというくらい帽子好きで、毎シーズン何個か買い足します。

最近買ったものは……

「override」のモフモフ帽子。このボリューム感たっぷりのファー帽子はコーディネートの主役になるだけでなく、暖かくてこの時期にぴったりのアイテムです。寒い日はこれで決まり!の帽子に出会えました。

Photo:Fuminari Yoshitsugu

Kazumi
様々な雑誌やTVCM、広告等で活躍するモデル。 モード系からナチュラル系の着こなしにも定評があり着回しコーディネートにファン多数。WEARのフォロワーは40万人、インスタグラムのフォロワーは2万2000人!Gunn’s所属。
Kazumi:http://gunns.jp/model/kazumi
WEAR:wear.jp/kazumi0728/
instagram:www.instagram.com/kazumi0728/

この一着でコーディネートがきまる!

UNIVERSAL TISSU ハーフスリーブ3Dオールインワン

この深さがちょうどいい。佇まいのいいフライパン

野鍛冶やまご ちょっと深めの鉄フライパン

くらすこと × pot and tea

肩掛けワンハンドルトート

「使いたい時だけ」が便利!コンパクトなキッチンにも◯

すっきり暮らす水切かご

梅雨特集

しとしとを愉しむ、くらすことの梅雨支度

今季は「トマト」「ライトグレージュ」色が新登場!

くらすこと さらっとなめらかリネンソックス

涼やかに、わたしらしく。

夏に着たいお洋服を集めました。

夏の定番アイテムが一新、楽ちんTシャツ

くらすこと ドルマンスリーブ カットソー

春夏の定番になってくれる満点ボトム

くらすこと リネンコットンパンツ

眠る前にシュッとひとふき、眠りモードへスイッチON

Nature is me 入眠スイッチミスト

シルクで足元を温め、夏の体調管理を

くらすこと シルクのレッグウォーマー

つけてないみたいに軽くてふわふわ

くらすこと シルクコットンのうすふわ腹巻

ここちよく、いとおしい、肌にやさしい自然素材から生まれる布製品

atelier Une place (アトリエユヌプラス)

使って、眺めて、わたしの台所時間をより豊かに。

くらすことの生活道具 木蓋の入れもの

「小さな森 イスキア」を訪ねて 2. おむすび

佐藤初女さんのおむすびが教えてくれたこと

生きるさまざまをからだ、整体を通して捉えなおす

川﨑智子さんと整体のお話と対話の集い〈Q&A編〉