モデルKazumiのライフスタイル通信
私の好きな、服のこと、くらしのこと 第7回

Kazumiさんのおうちごはん
〜常備菜があれば

写真 山田圭
構成・文 松本あかね
ヘアメイク 尼田留莉華

2週間に一度の常備菜作り

これ、kazumiさんのルーチンです。甘味屋さんめぐりも、大好きな和菓子も、普段のバランスの摂れた食生活があってこそのお楽しみ。基本、朝と夜は家で 手作りのごはんを食べているのだそう。 「以前はダイエットしようと思ったこともあるけれど、今は朝と昼、きちんと食べて、夜は軽めに。あとはよく寝ること。そうやって体調管理しています」。 特別なことはしない。その代わり、食べることに意識的に手をかける。それがkazumiさんにとって、ぴったりのダイエット法になっているようです。

故郷から送られてくる無農薬野菜

この頃のKazumiさんときたら、まるで旅するモデル!? 北は北海道から南は沖縄まで飛び回る日々。お腹を空かせて帰ってきたとき、心強いのが冷蔵庫で待っていてくれる常備菜というわけ。そしてどんなに忙しいときでも、「作ろうかな」という意欲をかきたててくれるのが、故郷・奈良から届く採れたて野菜。「いとこが畑をやっていて、時々送ってくれるんです。今の季節なら大根、白菜、キャベツ、水菜、ラディッシュ。無農薬の野菜って、東京で買うと高いから助かっています」とニコッ。

メニューは和風の煮物がメイン。日持ちのするマリネや酢の物も定番とか。雑誌やネットで見たレシピを参考に1、2時間で5、6品をパパッと作ってしまうというから、とにかく手早い!
「とにかく煮て煮て煮て…、っていうのが多いかな。簡単なものしか作らないです。でもこれさえあれば、疲れて帰ってきても晩御飯のしたくが楽だから、と自分を励まして(笑)。自分が楽できるから続いているんだと思います」

今日はこれまでに作った秋と冬の常備菜をおすすめメニューの簡単レシピと共にご紹介。野菜たっぷり、肉類やオイルをほどよく使い、素材を生かした味付けだから、彩りも自然に鮮やかに。デザートのフルーツを洗って房を外して、食べるばかりにしておくのも、なんてことはないけれど、食後を嬉しくしてくれるひと手間です。

トップス/FLW ロミ プルオーバー ウィステリア
エプロン/F/style 亀田縞のエプロン 1生成

秋の常備菜

・ 枝豆の塩茹で
・ アスパラとウィンナーのコンソメポテト
中/左から
・ ブロッコリーの塩茹で
・ ささみと三つ葉の梅肉あえ
・ パプリカとキュウリのマリネ
下/左から
・ ぶどう
・ 煮卵

Kazumiさんのちょこっとレシピ
「ささみと三つ葉の梅肉あえ」

あっというまに冷蔵庫にあるものでできる! 困ったときのもう一品。

時間がないときには、市販のポン酢でも美味しく食べられますささみ 、きゅうり、三つ葉、うめぼし
醤油、酢:各大さじ2
レモン汁:小さじ1
出汁:大さじ1

1.醤油、お酢、レモン汁、だし汁を混ぜ合わせておく。
2.ささみを茹でる。
3.茹でている間にキュウリと三つ葉を食べやすい大きさに切り、梅はタネを取り適度にほぐしておく。
4.ささみが茹で上がったら少しさまし、食べやすい大きさにほぐす。
5全てを混ぜ合わせて出来上がり。

冬の常備菜

左上から時計回りに
・春菊とささみのおひたし
・人参たらこ
・さつまいもの甘煮
・豚の角煮
・ほうれん草のナムル
・大根と柿と水菜の胡麻サラダ
・ いちごとぶどう

Kazumiさんのちょこっとレシピ
「人参たらこ」

時間がないときパパッと作れる! ご飯のお供。

人参+明太子、でも“人参たらこ”と呼んでいる、わが家の人気メニューです*材料
人参、ごま油 、明太子
酒、みりん 、醤油

⒈ 明太子の皮を剥がしほぐしておく。
⒉ 人参を千切りにする。
⒊ フライパンにごま油を適量温め、人参を炒める。
⒋ しんなりしたら酒、みりん、醤油で味付け。明太子の塩気があるので控えめに。
⒌ 明太子を入れ混ぜ合わせて完成。

お気に入りのキッチンウェア

「雑誌で見て、かわいい! と思って購入しました」
Kazumiさんが目を留めたのは、『工房アイザワ』のパセリシリーズ。
ステンレス製の一体型で、赤い革紐がトレードーマーク。一般的な製品よりちょっと小ぶり。そのサイズ感がかわいくて、ついおままごと気分で揃えたくなりそう。どうやらKazumiさんもそのひとり。
「どうせなら揃えようと思って、フライ返しとお玉とスプーンを。小さいお玉は鍋のときに便利、でもスプーンはどうやって使うのがいいかな…」
まだまだ試行錯誤中のようです。

左からパセリ サービススプーン、パセリ お玉(小)、パセリ ターナー。 (『工房アイザワ』

Kazumiのお買い物日記

一月になり雪がちらつく日もちらほら。
思わず肩をすくめながら歩いてしまいます。
だんだん寒くなるにつれ防寒重視で、コーディネートもなんだかマンネリ化気味・・・
気分が明るくなるような防寒アイテムはないかと探していた時に出会ったのが、
『GILBERT WILSON OF HAWICK』のニット帽とマフラー。
セット売りではないのですが、お店で並べて置いてあったのを見て、思わず両方買ってしまいました。
セットで使うのはもちろんかわいいのですが、別々で使ってもかわいい。最近のヘビロテアイテムになっています。

Photo:Fuminari Yoshitsugu

Kazumi
様々な雑誌やTVCM、広告等で活躍するモデル。 モード系からナチュラル系の着こなしにも定評があり着回しコーディネートにファン多数。WEARのフォロワーは47万人、インスタグラムのフォロワーは2万4000人!Gunn’s所属。
Kazumi:http://gunns.jp/model/kazumi
WEAR:wear.jp/kazumi0728/
instagram:www.instagram.com/kazumi0728/

この一着でコーディネートがきまる!

UNIVERSAL TISSU ハーフスリーブ3Dオールインワン

この深さがちょうどいい。佇まいのいいフライパン

野鍛冶やまご ちょっと深めの鉄フライパン

くらすこと × pot and tea

肩掛けワンハンドルトート

「使いたい時だけ」が便利!コンパクトなキッチンにも◯

すっきり暮らす水切かご

梅雨特集

しとしとを愉しむ、くらすことの梅雨支度

今季は「トマト」「ライトグレージュ」色が新登場!

くらすこと さらっとなめらかリネンソックス

涼やかに、わたしらしく。

夏に着たいお洋服を集めました。

夏の定番アイテムが一新、楽ちんTシャツ

くらすこと ドルマンスリーブ カットソー

春夏の定番になってくれる満点ボトム

くらすこと リネンコットンパンツ

眠る前にシュッとひとふき、眠りモードへスイッチON

Nature is me 入眠スイッチミスト

シルクで足元を温め、夏の体調管理を

くらすこと シルクのレッグウォーマー

つけてないみたいに軽くてふわふわ

くらすこと シルクコットンのうすふわ腹巻

ここちよく、いとおしい、肌にやさしい自然素材から生まれる布製品

atelier Une place (アトリエユヌプラス)

使って、眺めて、わたしの台所時間をより豊かに。

くらすことの生活道具 木蓋の入れもの

「小さな森 イスキア」を訪ねて 2. おむすび

佐藤初女さんのおむすびが教えてくれたこと

生きるさまざまをからだ、整体を通して捉えなおす

川﨑智子さんと整体のお話と対話の集い〈Q&A編〉