モデルKazumiのライフスタイル通信
私の好きな、服のこと、くらしのこと 第12回

Kazumiのこの春買ったお気に入り

構成・文 松本あかね

春です。
満開の桜のもと、入学式や入社式のニュースを見ていると、初々しい気持ちが蘇って、うずうずするような、どきどきするような、そんな気分です。
初々しいといえば、おとなになった今だって、春の装いをするときは、独りひそかにそんな気分を味わっているような気がしませんか。
冬から春への変化は自然界だけでなく、おしゃれの世界でもとても大きいもの。
服の色、素材、形、それに気分だって、肌寒かった昨日までとは、がらっと変わってしまいます。うららかな春の日差しにぴったりの服に袖を通すときは、まるで初めて春が迎えたように、うずうず、どきどきしているのかもしれません。

さて、まだ重たいコートが手放せない頃から、いろいろなブランドの展示会などで春のコレクションに出会っていたKazumiさん。前回のコラムで「小物から少しずつ春らしいアイテムを取り入れています」というお話もありましたが、自他共に認めるお洋服好きとして、さぞかし春が待ち遠しかったに違いありません。
今回はそんなKazumiさんがこの春買ったニューアイテムをいち早くご紹介します。
Kazumiさんならではのチョイスと着こなしにご注目ください。

セットアップ熱、加速中!
もともと好きだったセットアップ。特にこの春はいろいろなタイプのものが気になります。『ICHI Antiquite’s』でみつけたのは、リネン100%のストライプ生地。テーラード型のジャケットとハーフパンツの組み合わせで、かっちりしすぎず、ほどよくドレスダウンして着られるのが良いところ。
セットアップだからといって、必ずセットでということはなく、これはバラバラで着てもかわいいかも。トップ、ボトムそれぞれに着回して、楽しんでみたいと思っています。

セットアップ:ICHI Antiquite’s
トップス:MARGARET HOWELL
靴:CROWN
鞄:MUUN
帽子:CA4LA

すずらん模様で女の子を満喫
『nesessaire』で、すずらんの刺繍が施されたミュゲカーディガンにひとめ惚れ。早く着てみたくて、暖かくなるのを心待ちにしていました。
スタンダードなカーディガンは、着回しがきくし、オールシーズン使えるので重宝しますが、せっかく春なのだし、たまには刺繍のある女の子らしいときめきアイテムを着たいなと思って購入しました。
赤いワンピースと合わせてコーディネートしたら、ちょっとおしとやかになった気分。

カーディガン:nesessaire
靴:CROWN
ピアス:m.souer

ワンピースにもパンツにも◎。巾着型のキャンバストート
昨年秋スタートしたコラボレーション企画、『sunnyclouds×kazumi』。この春は大好きなキャンバストートを、ひと味違うデザインで作りました。
アイデアや生地選びからじっくり関わって、自分なら春はこんなバッグを持ってみたい、というイメージを形にしたもの。トートバッグといえば手提げ型が多いですが、これはころんとした巾着型。持ち手は紐タイプで、通し方によって肩掛けにも手持ちにもできます。価格もリーズナブルなので、ぜひデイリーに使ってみてください。

ジャケット:RNA-N
パンツ:RNA-N
トップス:MARGARET HOWELL
鞄:sunnyclouds×kazumiコラボ
靴:無印

ワンピース on ワンピースでシックに
毎シーズン、何枚か購入しないではいられないくらい、ワンピースが大好きです。『the last flower of the afternoon』のワンピースとは、カタログの撮影がきっかけで出会いました。
気に入っているのは大きなパフスリーブ。生地がふんだんに使われていて、形もきれい。一見シンプルですが、細部のデザインへのこだわりを感じます。ここではインディゴのワンピースの上からブラックのワンピースを羽織って、同じアイテムの重ね着コーディネートに挑戦してみました。

ワンピース下:the last flower of the afternoon
ワンピース上:the last flower of the afternoon
鞄:nesessaire
ピアス:m.soeur
靴:dansko

Kazumiのアートめぐり

『食神様の不思議なレストラン展』、和食がアートになりました。

光と音を使った不思議なデジタル・アートの展覧会に行ってきました。
触れて、見て、聴いて、食べて、五感を使って体験できるエキシビションは、和食という毎日食べているものがテーマなのにとても新しく感じられました。
大人はもちろん、子どもも楽しめる体験型の展示。手がけたのはカナダのモーメント・ファクトリーというデジタル・アート集団。世界的に活躍する実力派だそうで、『シルク・ドゥ・ソレイユ』の舞台や、ディズニーランドのショーにも関わっていると聞いて納得。
ひと通り体験した後には、京都の料理旅館「美山荘」 の中東久人さん考案の〝神様のおいなりさん〟も頂けて、お腹も心も満たされます。
「今日は出汁からしっかりとってお味噌汁をつくろうかな」、「土鍋でごはんを炊いてみようかな」と日々の生活を丁寧に見直したくなる展示会でした。

会期: 開催中〜2017年5月21日(日)10:00〜21:00
(金・土・祝前日は〜23:00。日・祝日は〜19:00。入場は終了の1時間前まで)
料金: 大人2000円 子ども(3歳以上中学生以下)1000円
※いずれも「神様のおいなり」付き。
場所: 日本橋茅場町「特設会場」
東京都中央区日本橋茅場町1-8-1茅場町1丁目平和ビル
https://tabegamisama.com

Photo:Fuminari Yoshitsugu

Kazumi
様々な雑誌やTVCM、広告等で活躍するモデル。 モード系からナチュラル系の着こなしにも定評があり着回しコーディネートにファン多数。WEARのフォロワーは50万人突破!Gunn’s所属。
Kazumi:http://gunns.jp/model/kazumi
WEAR:wear.jp/kazumi0728/
instagram:www.instagram.com/kazumi0728/

この一着でコーディネートがきまる!

UNIVERSAL TISSU ハーフスリーブ3Dオールインワン

この深さがちょうどいい。佇まいのいいフライパン

野鍛冶やまご ちょっと深めの鉄フライパン

くらすこと × pot and tea

肩掛けワンハンドルトート

「使いたい時だけ」が便利!コンパクトなキッチンにも◯

すっきり暮らす水切かご

梅雨特集

しとしとを愉しむ、くらすことの梅雨支度

今季は「トマト」「ライトグレージュ」色が新登場!

くらすこと さらっとなめらかリネンソックス

涼やかに、わたしらしく。

夏に着たいお洋服を集めました。

夏の定番アイテムが一新、楽ちんTシャツ

くらすこと ドルマンスリーブ カットソー

春夏の定番になってくれる満点ボトム

くらすこと リネンコットンパンツ

眠る前にシュッとひとふき、眠りモードへスイッチON

Nature is me 入眠スイッチミスト

シルクで足元を温め、夏の体調管理を

くらすこと シルクのレッグウォーマー

つけてないみたいに軽くてふわふわ

くらすこと シルクコットンのうすふわ腹巻

ここちよく、いとおしい、肌にやさしい自然素材から生まれる布製品

atelier Une place (アトリエユヌプラス)

使って、眺めて、わたしの台所時間をより豊かに。

くらすことの生活道具 木蓋の入れもの

「小さな森 イスキア」を訪ねて 2. おむすび

佐藤初女さんのおむすびが教えてくれたこと

生きるさまざまをからだ、整体を通して捉えなおす

川﨑智子さんと整体のお話と対話の集い〈Q&A編〉