こころと感情にやさしく働きかける、植物の力
“くらすこと”の自然療法①
フラワーエッセンス
なぜ、おすすめ?
仕事や毎日の家事、子育てなど、慌ただしい毎日が続くと、イライラしたり、怖れや不安といったマイナス感情にひっぱられることも、時にはあるものです。やらなくてはいけないことをつい後回しにしてしまったり、ここぞという場面になると緊張してしまうなど、誰にだって、そんなこころのクセのようなものがありますよね。
そんな感情の揺れや意識に、おだやかに、けれど直接的に働きかけてくれるのが、フラワーエッセンス。お花や植物のエネルギーを水に転写したものなので、アロマテラピー等とは異なり物質は含まれず、副作用もありません。赤ちゃんから妊婦さん、お年寄り、ペットなどの動物や植物にも安心して使用できるんですよ。
くらすことでは、特に子育て中のお母さんや仕事で忙しい女性にこそオススメしたい!と、わたしたちが実際に使っている、2つのフラワーエッセンスのブランドをセレクトしました。薬のように、「飲めば治る」というようなものではなく、自らが本来持っている力に気づくための後押しをしてくれるようなイメージ、と言えば近いでしょうか。
わたし、がよりわたしらしく生きられるように。花のもつ自然なエネルギーが、そっとやさしく手助けしてくれますよ。
フラワーエッセンスとは
「フラワーエッセンス」「フラワーレメディ」は、イギリスの医師であるエドワード・バッチ博士により1963年に開発された、こころと感情のバランスを取り戻すための自然療法です。ヨーロッパでは広く知られた民間療法で、現在60カ国以上の国で販売されています。それぞれの花の持つエネルギーを借りて、そのときのこころの状態や置かれた状況に合ったフラワーエッセンスを選ぶか予めブレンドされたエッセンスを服用することで、自然に本来の自分へと立ち返る手助けをしてくれます。
わたしのおすすめフラワーエッセンス
フィンドホーン フラワーエッセンス
プロスペリティ スプレー
「繁栄と成功」というテーマを見て、即買しました(笑)。仕事の方向性について迷っていたこともあり、「やりたいことへの思いを強くできるよう、サポートしてもらいたい!」と思って。打合せの日、集中して原稿を書きたいとき、常識にとらわれない考えを生み出したいとき…など、あらゆる仕事の場面で、このスプレーをひとふき。私はいつも、「サイキックゲート(オーラの入り口)」と呼ばれる、首のうしろあたりにふきつけています。
井尾淳子(フリー編集者) 絵:あずみ虫
フィンドホーン フラワーエッセンス
サイキックプロテクション スプレー
満員電車や人の多い場所に行くと、あとでどっと疲れるタイプなのですが、そうは言ってもいられないときも多いので、そんなときは、このサイキックプロテクションをひとふきしてから出かけるようにしています。私自身、周りや人の影響を受けやすい体質なので、自分自身をしっかり保ちたいときにも重宝しています。
藤田ゆみ(くらすこと) Photo:Masayuki Sesoko
フラワーエッセンスの使い方
直接の場合は、ボトルについているスポイドでエッセンスを吸い、舌の上に垂らします(2〜4滴)。もしくはお茶やコーヒーなど、飲み物や食べ物にいれるのが、取り入れやすくおすすめ。回数は、朝、昼、夕方、眠る前の4回が一般的です。お風呂に垂らして、からだ全体から取り入れるかたもいらっしゃいます。そのひとに、エッセンスの作用が必要なければ反応しないだけなので、子どもやペット、植物にも使えますよ。
くらすことのおすすめブランド紹介
Findhorn/フィンドホーン
フラワーエッセンス
英国スコットランドの北にある生活共同体、フィンドホーンで作られる、フラワーエッセンスです。フィンドホーン共同体は、「妖精たちがいる聖地」とも呼ばれ、自然と共存した生活を送っています。フィンドホーンのフラワーエッセンスは、フィンドホーンに咲く植物と地元ハイランド地方に流れる波動の高い水を使用しているため、とても繊細で優しいエネルギーを持ちながらも、ダイナミックに日常生活に変化をもたらす、力強いエッセンスです。
Healing Herbs/ヒーリングハーブス
フラワーエッセンス
ウェールズ王国などのイギリスの野性種を使用して、オーガニックブランデーをベースに、母液を400倍に希釈するという、エドワード・バッチ博士の伝統的な手法を忠実に守って作られるラボラトリーです。ジュリアン・バーナード&マーティン・バーナード夫妻により設立されたヒーリングハーブス社は、世界で絶大な信頼をおかれており、多くのプラクティショナーの中にも愛用者が多く、とても愛されているブランドです。忙しい暮らしの中で、ネガティブな気持ちになってしまったときなど、その心理に働きかけ、こころのバランスを取り戻す手助けをしてくれます。