PUENTEのからだを温める、道具としての衣服
muimaurのひかりを添える装身具 展
2026年のギャラリー グレープフルーツジュースは、「PUENTE」と「muimaur」おふたりの展示からはじまります。
冷え込みが深まり、からだも心もぎゅっと縮こまる季節。
わたしたちをやさしく包み、日々に寄り添ってくれるのが、南米アンデス高地から届く「PUENTE」のニットです。

高地に生息するアルパカの、保温性に優れた毛を大切にわけてもらい、現地に暮らすつくり手たちが手編み・手織りで時間をかけて形にする作品。
一頭ごとに異なる毛並みの個性や、つくり手の手の動きがそのまま編み地に宿り、手織り・手編みならではの空気を含むやわらかさが生まれます。
その空気の層が体温をやさしく包み、身につけると、芯からふわりとあたためてくれる力があります。

毎年、秋冬にはPUENTEの作品をくらすことでもご紹介させていただいていますが、今回の展示では普段は取り扱いのない、ベストや巻きスカート、ショール、アームウォーマーなども並び、頭から足の先まで各部をあたためるものをご用意くださいます。
手紡ぎの糸ならではの色味のゆらぎや濃淡の変化など、ひとつとして同じもののない個性を、ぜひ店頭でご覧ください。

そして吉沢小枝さんが生み出す、くらすことでも人気のアクセサリーブランド「muimaur」。

繊細でありながら、身につけると凛とした存在感を放ち、冬の落ち着いた装いに小さな表情を添えてくれる作品です。

今回の展示では、くらすことでは普段扱いのないデザインのピアス、ネックレス、バングルに加え、新作や、アクセサリー以外のオブジェもご紹介いただく予定です。
数量限定のアイテムも多いので、こちらも早めにチェックしてくださいね。

晴れの国・岡山を拠点に活動するおふたり。
からだをあたためる“道具としての衣服”と、装いにそっと表情を添える“装身具”。
異なるアプローチを持ちながら、日々の暮らしに寄り添う点で響きあう展示です。
どうぞ会場でごゆっくりとお楽しみください。
PUENTE(プエンテ)
南米アンデス高地のアルパカ素材を用い、からだをあたためる道具としての衣服を届けるブランド。現地のつくり手による手紡ぎ・手編み・手織りの手仕事を大切にし、ひとつひとつ丁寧につくられたニットは、空気を含むことであたたかさが増し、日々の暮らしに寄り添います。
ブランド名「PUENTE」はスペイン語で橋。地球の反対側のつくり手と日本の使い手をつなぐ架け橋となる思いでつけられています。
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muimaur(ムイマール) / sae yoshizawa
1997年 ヒコ・みずのジュエリーカレッジ入学
1999年 国際クラフト展 in 伊丹入選
2001〜2002年 contemporary Japaneses Jewellery 英国巡回展出展
ほか、ギャラリー展示 お取り扱い店舗などでの展示販売など
さまざまな金属を鍛金の技法を主に使い装身具などを製作。
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| 日時 |
2026年1月10日(土) 〜 1月20日(日) |
|---|---|
| 場所 |
ギャラリー グレープフルーツジュース |