アフリカの人々が紡ぐ手仕事
biga & AMKUPi 西アフリカのかごとクバクロス 展
10月後半のギャラリー グレープフルーツジュースでの展示は、「biga du BurkinaFaso」と「AMKUPi」による、アフリカのかごとクバクロスをご紹介。
bigaさんから届けられる、西アフリカで紡がれたかご。
店舗やオンラインストアでは今までもアフリカのかごの取り扱いはありましたが、ここまで多様な形状・サイズ・色合わせが揃うのはもちろんはじめて。
ベージュやカーキ、アイボリーなど草木染めの優しいカラーが魅力的なオリジナルのレザーのハンドルなど、みなさまに喜んでいただけるかごをbigaさんがたくさん揃えてくださいます。
それから、AMKUPiさんセレクト、アフリカのアート民藝布「クバクロス」。
古くから子供の誕生や結納などのお祝いのシーンなどで使われ、幾何学模様の刺繍は、ひと針ひと針手作業で紡がれたすべてが一点ものです。
模様や色味、質感(毛足の長さ)などもさまざまで、飾ったり掛けたり敷いたり、用途はあなた次第。
クバクロスを使用したバッグやバングルも並びますよ。
アフリカの人々が紡ぐ手しごとを、直接手にとってぜひご覧ください。
日時 |
2024年10月19日(土) 〜 10月27日(日) |
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場所 |
ギャラリー グレープフルーツジュース |
●biga du BurkinaFaso
ブルキナファソと日本に拠点を置き、西アフリカの手仕事の品々を紹介している「biga du BurkinaFaso」。
働く母たちがはじめた活動は、今や日本全国で西アフリカの手しごとを紹介する大きなプロジェクトとなり、今年の11月で13年目を迎えます。
今回、くらすことでは、ブルキナファソで草木染めしたシックな手編みかごを紹介させていただきます。
仕上がりまで3〜7日かかる手編みかごは、つくり手の感覚や気ままさも大切にしており、形にゆらぎもありますが、それが手しごとの味となり、いっそう愛着が湧いてきます。
しっかりと目の詰まったかごは、とっても丈夫。おでかけの際のバッグとしてはもちろん、お家の中で見せる収納としても大活躍してくれます。
biga du BurkinaFaso
ブルキナファソと日本の愛知に拠点を置き、西アフリカの手仕事を紹介しています。
草木染めや手紡ぎ手織りといった伝統的な手法も織り交ぜて、長く暮らしに寄り添う良質なかご作りを、さまざまな職人たちと共に進めています。
biga[ビガ]_bigaは(ブルキナファソに古くから住む)モシ族の言葉の『biiga(ビーガ)=子ども』に由来。毎日忙しく過ごす子育て中のお母さんや子どもたちにも、暮らしの中に手工芸を置いて、ゆっくり楽しんで頂けるよう願っています。
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西アフリカのブルキナファソとガーナに暮らす、グルンシ族のかご。イネ科の植物を使って編まれるかごは、軽くてしなやかで、水で洗うこともできるので、日常使いにも最適です。
このかごを初めて手にしてから13年、様々な職人たちに出会い、共に作ってきたかごは70種類以上になりました。長く使ってもらえるよう工夫したり、ハンドルの革を草木染めしたり、トゥアレグ族の真鍮のタグをつけたりと、アフリカのおおらかな大地のようにゆっくりゆっくり進めてきたかご作り。
ひとりひとりの顔が違うように、表情豊かな仕上がりですので、ぜひ皆さんの気持ちに合うものを選んで頂けると嬉しいです。
今では200名以上の職人がbigaのかご作りに関わってくれています。ひとつのかごが、その家族を支え、次の世代に伝統が紡がれてゆくこと、そしてかご編みの平和な風景が続いてゆくことを願っています。手にとってくださる皆さまに、心より感謝いたします。
あの人のものさし
愛用の道具や思い入れのある本、日々をご機嫌で過ごすコツなど、作り手、届け手のみなさんの”ものさし”が垣間見れるQ&Aの連載です。
●AMKUPi
アフリカの大地で生み出されるアート民藝布 “クバクロス”。
一針一針の手仕事から生み出されるクバクロスは、長いと制作に3か月もかかるとてもとても手のかかった一枚です。
マティスやクレー、ピカソらの芸術にも影響を与えたとされており、その謎めいた幾何学模様の美しさから古くより世界中にファンが存在するアートです。
壁にかけたり、チェストなどの上に敷いたり、植物の下にミニラグとして使ったり、気分次第で様々なディスプレイを楽しめます。
お部屋をグッとおしゃれに。
そして手仕事の温かみをプラスしてくれる「クバクロス」。
全て一点ものですので、あなたのとっておきの一枚を
ぜひ、見つけてみてください。
AMKUPi
アフリカのアート民藝布を現地とのやりとりで直接セレクトする、クバクロス専門店。
大量生産ではない、手仕事ならではの温かみ、愛おしさ、時代を超えて愛されてきた手仕事を伝えている。
2024年9月、栃木県益子町に実店舗をオープン。
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今回の個展にむけてのメッセージ
日本ではまだ知る人は多くはない
アフリカで400年以上も前に生まれ、育まれてきた「クバクロス」たち
アフリカならではのおおらかさやユーモアを感じ、ずっとゆっくり眺めていたくなるような
そんな魅力があります
お部屋に彩りや温もりをプラスしてくれ、また一段お部屋をステキな空間に導いてくれます
ずっと長く寄り添いたい、AMKUPiオリジナルのKUBA BAGもー
ヴィンテージのクバクロスを用い、デザイン性や使いやすさにもこだわり
どんなお洋服にも使いやすいバッグに仕上げております
展示だからこそ感じられる、質感、重さ、色合いなどなど
じっくりと味わえる、そんな空間をお楽しみください
あの人のものさし
愛用の道具や思い入れのある本、日々をご機嫌で過ごすコツなど、作り手、届け手のみなさんの”ものさし”が垣間見れるQ&Aの連載です。