ものをつくる、表現する、あの人に聞いてみました。

あの人のものさし
from ギャラリーグレープフルーツジュース

こころとからだ、食べるもの。
自然とともにあること、宇宙の一部であること。
「わたし自身のものさし」を見つける “くらすこと”

2005年から、そんなテーマのもと活動を続けて18年目を迎えるくらすこと。2023年6月にスタートした「ギャラリー グレープフルーツジュース」では、古今東西で時間をかけて作りあげられたアートや器、洋服などの展示と、生活や生きる上でのヒントになるようなワークショップを企画しています。

ギャラリーを通して出会う、ものを作ったり、表現したり、さまざまな活動をされているみなさんにお尋ねした、大切にされているものや言葉、迷ったときはどうする?など、そのものさしが垣間見えるようなQ&Aのコーナーです。

第14回  三浦ナオコ さん

三浦ナオコさん
北海道生まれ
桑沢デザイン研究所 卒業
多治見市陶磁器意匠研究所 卒業
現在、岐阜県多治見市内のアトリエにて作陶
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▷展示情報 
「ちいさなうつわ」展

2023年10月6日 – 15日開催
at ギャラリーグレープフルーツジュース

Q 1

お気に入りの道具や愛用品を教えてください。

20代の頃に初めて買った古伊万里そば猪口。欠けがあったので知人に金継ぎをお願いした。
小さめのサイズ感も可愛らしく、コーヒーやお茶を飲むのに丁度いい。
この頃から白磁の魅力にはまっていったような気がする。

Q 2

「この本はずっと本棚に置いておきたい」と思う
お気に入りの本を教えてください。

A.『女の人差し指』(向田邦子著 文藝春秋)

20代の頃に古本屋でジャケ買いしたのだけど実際にはまったのは30を過ぎた頃。
じわじわと音楽を聴くように読めるエッセイ。憧れの人でもある。

Q 3

迷ったときや選択をしなければならないとき、
どのようにして決めていますか?

心が動くかどうか。

Q 4

日々をご機嫌で過ごすために
心がけていることを教えてください。

疲れた時に聴く音楽、頑張った時に行く美味しいお店、落ち込んだ時におしゃべりする友人、など自分なりのコーピングを持っておく。