ものをつくる、表現する、あの人に聞いてみました。

あの人のものさし
from ギャラリーグレープフルーツジュース

こころとからだ、食べるもの。
自然とともにあること、宇宙の一部であること。
「わたし自身のものさし」を見つける “くらすこと”

2005年から、そんなテーマのもと活動を続けて18年目を迎えるくらすこと。2023年6月にスタートした「ギャラリー グレープフルーツジュース」では、古今東西で時間をかけて作りあげられたアートや器、洋服などの展示と、生活や生きる上でのヒントになるようなワークショップを企画しています。

ギャラリーを通して出会う、ものを作ったり、表現したり、さまざまな活動をされているみなさんにお尋ねした、大切にされているものや言葉、迷ったときはどうする?など、そのものさしが垣間見えるようなQ&Aのコーナーです。

第15回  河合竜彦 さん

河合竜彦さん
1987年生まれ。
大学でデザインを学び、プロダクトデザインの業務に就くも、より丁寧な仕事がしたいと陶器作家の道を志す。
2012年 愛知県立窯業高等技術専門校に入学。
2013年 安藤雅信氏に師事。
2020年 岐阜県土岐市にて独立。
「白」をテーマに、生活のうつわを制作する。
instagram

▷展示情報 
「ちいさなうつわ」展

2023年10月6日 – 15日開催
at ギャラリーグレープフルーツジュース

Q 1

お気に入りの道具や愛用品を教えてください。

かなや刷子のテーブル箒(正式名称不明)

作業中、テーブルの上を掃除するときに愛用しています。

アシードンクラウドのエプロン

肌触りや生地の厚みが好きです。着用すると仕事のスイッチが入ります。

 

Q 2

「この本はずっと本棚に置いておきたい」と思う
お気に入りの本を教えてください。

A.『アキッレ・カスティリオーニ』(多木陽介著 アクシス)

大学時代、教授に勧められて東京に買いに行った本。原点回帰する存在で、まさに本棚に置いておきたい一冊です。

Q 3

迷ったときや選択をしなければならないとき、
どのようにして決めていますか?

自分の思考に刺激を与えたものは、一度やってみます。
やってみて、やることの心地よさや、社会に与える影響などを考えて選択してゆきます。

Q 4

日々をご機嫌で過ごすために
心がけていることを教えてください。

就寝前の晩酌で、自分の為だけの時間をつくっています。