ものをつくる、表現する、あの人に聞いてみました。
あの人のものさし
from ギャラリーグレープフルーツジュース
こころとからだ、食べるもの。
自然とともにあること、宇宙の一部であること。
「わたし自身のものさし」を見つける “くらすこと”
くらすことの中にある「ギャラリー グレープフルーツジュース」では、古今東西で時間をかけて作りあげられたアートや器、洋服などの展示と、生活や生きる上でのヒントになるようなワークショップを企画しています。
ギャラリーを通して出会う、ものを作ったり、表現したり、さまざまな活動をされているみなさんにお尋ねした、大切にされているものや言葉、迷ったときはどうする?など、そのものさしが垣間見えるようなQ&Aのコーナーです。
第32回 畠山 雄介 さん
畠山 雄介(はたけやま ゆうすけ)
広島県出身、陶芸家。
大学を卒業後愛知県常滑市に移住、同市にて作陶しています。
主に日常使いの食器を制作しています。
道具として佇まいが良く哀愁を感じられるような器づくりを心がけています。
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▷展示情報
食卓にうつくしい景色を『イトウサトミ 畠山雄介 松塚裕子 三人陶展』
2024年7月13日(土)- 7月28日(日)開催
at ギャラリー グレープフルーツジュース
Q 1
お気に入りの道具や愛用品を教えてください。
中学生のころ授業用に購入した彫刻刀です。
10年以上使っているものなので刃がこぼれてところどころ錆び付いています。木工で使用するにはなかなか使いにくいですが、ざらついた刃のおかげで土がくっつきにくくなったり刃が入り込みすぎなかったり意外と陶芸相手には使い勝手が良かったりします。
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Q 2
「この本はずっと本棚に置いておきたい」と思う
お気に入りの本を教えてください。
「小松の本」という私が陶芸の道に進むきっかけになった大学の恩師の作品集です。
私の作家としての精神性を培った1冊です。
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Q 3
迷ったときや選択をしなければならないとき、
どのようにして決めていますか?
これまでの人生を振り返ってみると大事な局面であまり迷ってこなかったように思います。
どんな選択をしたとしてもなるようにしかならないという諦めが根底にあるのかもしれません。
選択することより選択した先で後悔しないようできることをコツコツと努力することの方が大事にしています。
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Q 4
日々をご機嫌で過ごすために
心がけていることを教えてください。
昨日の自分より成長したなと思えると前向きになれるので、日常の些細なことでも比較してご機嫌になれるチャンスはないかと目を光らせています。