食卓にうつくしい景色を
イトウサトミ 畠山雄介 松塚裕子
三人陶展

7月のギャラリー グレープフルーツジュースでは、三人のつくり手のうつわが並ぶ展示を開催。

夏の日差しにぴったりな「イトウサトミ」さん「畠山雄介」さんのさわやかな白いうつわと、昨年10月に開催した「ちいさなうつわ展」でも人気だった「松塚裕子」さんの新作を含めたうつわたちが揃います。

やわらかな色合いの白いゴブレット、凛としたフォルムが印象的な白磁のカップ、深みのある色合いのプレート。
食卓にうつくしい景色をもたらしてくれる、三者三様の佇まいをぜひ直接手に取ってみてください。

参加作家一覧(五十音順・敬称略)
イトウサトミ
畠山雄介
松塚裕子

日時

2024年7月13日(土) 〜 7月28日(日)
✳︎ 7月17日(水)・24日(水)は店休日となります。
✳︎当日の状況によりギャラリー内の入場制限を行う場合がございます。
✳︎ご購入制限数を設ける場合もございます。当日店舗にてお伝えいたします。

場所

ギャラリー グレープフルーツジュース
(ごはんとおやつ、雑貨の店 くらすこと内)
福岡県福岡市中央区平尾 1-11-21-3F
地図
TEL:092-791-9851

 

●イトウサトミ

ぽってりやさしい質感と、曲線の表現方法の豊かさが印象的。
そんな、イトウさんのうつわは見れば見るほど細やかな技巧がこらされていることに気付かされます。
ゴブレットやコンポート皿やピッチャーなど高さのあるアイテムや、ストライプやドットなどのアイテムも揃います。

イトウサトミ
大阪在住
自宅工房で作陶し、釉薬はオリジナルで手作りしています。
ロクロ引き・タタラ作りで仕上げる器は裏側まで温もりを纏っています。
人が手にとった時にあたたかく、日々の生活に溶け込むうつわ作りを目指しています。
instagram

今回の個展にむけてのメッセージ
はじめての「くらすこと」さんにお世話になります。作品の中で定番のものを中心にたくさんのアイテムを用意しました。
ピッチャーなど少し一点ものもございます。

あの人のものさし
愛用の道具や思い入れのある本、日々をご機嫌で過ごすコツなど、作り手、届け手のみなさんの”ものさし”が垣間見れるQ&Aの連載です。

●畠山雄介(はたけやま ゆうすけ)

潔さを感じる、フォルムや色、質感。
思わず飾っておきたくなるような、芸術品のような印象を受ける畠山さんのうつわ。
「うつくしい」という言葉が似合う、うつわたちが並びます。
繊細でありながら、実用性もしっかり。

畠山雄介
広島県出身、陶芸家。
大学を卒業後愛知県常滑市に移住、同市にて作陶しています。
主に日常使いの食器を制作しています。
道具として佇まいが良く哀愁を感じられるような器づくりを心がけています。
instagram

今回の個展にむけてのメッセージ
くらすことさんでは初めての展示会ですので、私のことを知ってもらえるようカップやミルクピッチャーなど定番商品を多く用意しました。
お手に取ってご覧いただけたら嬉しいです。

あの人のものさし
愛用の道具や思い入れのある本、日々をご機嫌で過ごすコツなど、作り手、届け手のみなさんの”ものさし”が垣間見れるQ&Aの連載です。

●松塚裕子(まつづか ゆうこ)

夜明けの空のようなブルー、品よく色づいた果実のような茶褐色。
自然界の一瞬の風景をきりとったような、釉薬の景色が美しい松塚さんのうつわ。
深い色合いとのびやかな造形は、穏やかに空間に馴染み、暮らしに彩りを与えてくれます。

松塚裕子
1981年 福岡県出身
2004年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン科陶磁専攻卒業
2006年 神戸芸術工科大学造形学科陶芸コース助手として勤務
2010年 調布市深大寺の自宅工房にて制作をはじめる

人にながく大事にされるものを作りたいと思っています。
やがてうつわの形そのものが失われてしまっても
しあわせな記憶の欠片として誰かのなかに残るのならば
こんなにうれしいことはありません。
instagram

今回の個展にむけてのメッセージ
定番の作品群に加えて、ポットやジャグ、プレートなど新たにお送りしました。
めがねプレート、小さいものはお醤油や薬味など二種盛りできたらいいなあという日々の願いから生まれた形です。
大きいサイズは、旬の野菜やパスタなど、形と共に様々な盛り付けを楽しんで使っていただけたら嬉しいです。

あの人のものさし
愛用の道具や思い入れのある本、日々をご機嫌で過ごすコツなど、作り手、届け手のみなさんの”ものさし”が垣間見れるQ&Aの連載です。