ものをつくる、表現する、あの人に聞いてみました。
あの人のものさし
from ギャラリーグレープフルーツジュース
こころとからだ、食べるもの。
自然とともにあること、宇宙の一部であること。
「わたし自身のものさし」を見つける “くらすこと”
2005年から、そんなテーマのもと活動を続けて18年目を迎えるくらすこと。2023年6月にスタートした「ギャラリー グレープフルーツジュース」では、古今東西で時間をかけて作りあげられたアートや器、洋服などの展示と、生活や生きる上でのヒントになるようなワークショップを企画しています。
ギャラリーを通して出会う、ものを作ったり、表現したり、さまざまな活動をされているみなさんにお尋ねした、大切にされているものや言葉、迷ったときはどうする?など、そのものさしが垣間見えるようなQ&Aのコーナーです。
第38回 神保真珠商店 杉山知子 さん
杉山知子(すぎやま ともこ)
1966年に創業したびわ湖真珠の専門店の三代目。
生産者の想いと真珠の美しさに導かれ、祖父の代から続く事業の継承を決意し、2014年に地元大津市に直営店をオープン。
びわ湖真珠を多くのお客さんに選んでもらえること、本当に価値をわかってもらえる人に届けることをゴールに掲げ活動を続けている。
instagram
Q 1
お気に入りの道具や愛用品を教えてください。
祖父の時代から使い続けている道具。手になじむので壊れかけていても愛用しています。
●
Q 2
「この本はずっと本棚に置いておきたい」と思う
お気に入りの本を教えてください。
「しんじゅのこ」
KIGIの渡邉良重さんと福永信さんが、びわ湖真珠の生産者さんと私の話をもとに作ってくださった絵本。私の宝物です。
●
Q 3
迷ったときや選択をしなければならないとき、
どのようにして決めていますか?
わくわくするかどうかで決める事が多いです。
●
Q 4
日々をご機嫌で過ごすために
心がけていることを教えてください。
ゆっくり湯舟につかること。
その日の疲れがすべてお湯に溶けてなくなるイメージで入っています。