星読み・わたしの星の道しるべ【2026年8月後半〜9月】

YUMI PRESENTS. 星読み わたしの星の道しるべ Illustration: Karin Okamoto
太陽星座と月星座、星読みスト Yumi Tateyamaさんが、ふたつの目線から毎月の空を読んでいきます。

生まれたとき、太陽がどの星座にあったのかを
示しているのが太陽星座。
月星座は、生まれたときに月がいた星座のこと。

太陽星座が「今を進むための羅針盤」なら、
月星座は「こころを整えるための処方箋」。

自分のふたつの星座を重ねて読むと、
今月の自分にとって必要なことの輪郭が
より立体的に見えてきます。

太陽星座は太陽が星座を移動する毎月20日前後
月星座はその約2週間後の毎月5日前後に更新します。

あなたの太陽星座と月星座を
調べてみましょう

生年月日・生まれた時間、出生地を入力してください。

※生まれた時間がわからないときは、12:00と入力してください。

あなたの太陽星座は

●●座

あなたの月星座は

●●座

今月の星読み

2026年9月

今月のテーマ

夏から秋へ、ゆるやかな切り替え

(月星座)

牡羊座

あなたの切り替えの早さはピカイチです。夏が終わる気配を察した途端、素足で履いていたサンダルを靴箱にしまい、来月の手帳を開いては予定をどんどん書き込んでいる。「暑い暑い」とアイスをかじっていたかと思えば、こころはもう秋の入口を軽快にノックしている。けれど、勢いよく角を曲がったあとで、何か大切なものを忘れてきたような寂しさに襲われる日があります。楽しかった。やりきった。そう思って前を向いたはずなのに、言いそびれた一言や、もう一度見たかった夕暮れの空が、すこし遅れて背中を追いかけてくる。わざわざ来た道を引き返す必要はないけれど、スピードをちょっとだけゆるめてみたら、置いてきぼりにしそうだった気持ちが、息を切らしながら追いついてきます。次へ向かう力はもう十分。だからこそ今は、走りながらときどき後ろを確かめるくらいが、ちょうどいいのです。

今月のものさし 走りながら確かめる

牡牛座

カレンダーはもう9月なのに、ノースリーブのワンピースをしまえないまま、朝の肌寒さに小さく肩をすくめてしまう。頭では「もう季節が変わったんだから」とわかっていても、こころとからだが追いつくまでには、ちょっとした時差がある牡牛座さん。五感でじっくり世界を受け止めるあなたにとって、昨日まで使い慣れていたものを、今日から一気に入れ替えるなんて少々乱暴な話。急な方向転換はからだに堪えます。だから、まずは自分の半径数十センチから。綿のクッションカバーを温かなウール素材に掛け替えたり、マグカップに焙じ茶を注いで立ち上る湯気を眺めてみたり。手に触れるものや香りが変わるたび、からだの奥の方まで秋が染み込んできます。変化が苦手なのではなく、からだが「これなら安心」と頷くまで確かめたいだけ。あなたの秋は、そこからはじまります。

今月のものさし 半径数十センチから秋に変える

双子座

スマホのブラウザを開けば、検索したままのタブがずらり。あなたの頭の中は、だいたいいつもこんなふうに賑やかです。夏に食べたおいしいもの、誰かと交わした会話、秋に買いたい服、昨日調べた台風情報まで律儀に残っている。カレンダーが9月になっても、あなたの中では夏と秋が同時営業中。あれもこれもと情報が渋滞してくると、なんだかこころまでソワソワしてしまいます。そんなときは、頭の空き容量を増やすこと。気になっていることを脈絡なく紙に書き出す。返事をしそびれていたメッセージを返す。「もう見ないな」と思うタブは閉じてしまう。全部きれいに片づけなくても、いくつか外へ出すだけで頭の中はずいぶん換気されます。すると、そこに風の通り道が生まれる。夏と秋の境目にある新しい空気は、その道を目がけて吹き込んでくるのです。

今月のものさし 頭のタブをひとつ閉じる

蟹座

冷蔵庫のドアポケットに、底の方に残った麦茶のボトル。もう朝晩は冷えるから飲むこともないのに、なんとなく捨てられない。こうした「夏の名残」が、あなたにはいつまでも愛おしく感じられます。記憶や感情を大切に抱えているあなたは、季節の移り変わりにも人一倍繊細なんです。だから、「はい、今日から秋です!」なんて急に言われても、気持ちはそう簡単についていきません。置き去りにされた夏の思い出がかわいそうになって、胸の奥がキュッと縮こまってしまう。そういうときは、旅先から持ち帰ったものを箱に収めたり、スマホの写真を一枚ずつ眺めたり。そして最後に、「楽しかったよ、ありがとう」とひとこと挨拶を。ちゃんと名残惜しんで、ちゃんと見送る。そうして夏の後ろ姿が見えなくなるまで手を振ったら、そろそろ次の部屋のドアを開けてみようかな、と思えてくるのです。

今月のものさし 夏の名残にひとこと挨拶

獅子座

賑やかな時間が過ぎた途端、部屋が急に広くなったように感じることがあります。ドラマチックな夏が去り、祭りのあとの静けさが訪れると、バッテリーが切れたみたいに「なんだかつまらないな」と、こころまでしぼんでしまう獅子座さん。あなたのエネルギー源はいつだって、胸を焦がすほど夢中になれるもの。だからこんなとき、反省会をしたり、頑張って気分を盛り上げたりしなくていい。必要なのは、思わず身を乗り出したくなるような「おもしろそう!」です。気になっていた映画のチケットを買う。いつもなら選ばない鮮やかなスカーフを巻いてみる。「おや?」と目が留まる小さな火種に気づいた瞬間、内側でくすぶっていた情熱がパッと明るくなる。しぼんでいた気分もむくむく戻ってきます。あなたの胸にもう一度火がついたとき、季節まで一緒に動きはじめます。

今月のものさし 「おもしろそう」に火を灯す

乙女座

朝起きる時間はいつもと同じなのに、なぜだかからだがまだ眠たい。夏と同じスキンケアを続けていたら、頬のあたりがつっぱる。冷たいお茶ばかり飲んでいたら、胃のあたりから「そろそろ温かいものを…」と控えめな主張が聞こえてくる。季節の変わり目には、こんなふうに「日常とのズレ」が顔を出します。気に留めなければ、そのまま通り過ぎてしまいそうなささやかな変化。あなたは、そんなサインを見つけるのが得意です。「あ、ここ微調整のタイミングだな」と気づいたら、寝る時間を20分早める。朝ごはんに温かいスープを足す。カサつく手にクリームを塗る。タオルを厚手のものに替える。生活をガラリと変える必要なんてありません。ずれてきた目盛りを、「カチッ」と今の自分に合う位置へ戻すだけ。その手直しを重ねるうちに、一日の流れが秋のリズムへ馴染んでいきます。

今月のものさし 小さなズレをひとつ整える

天秤座

秋のおしゃれを誰より楽しみにしているのは、あなたかもしれません。まだ暑さの残る日にも、指先には深みのある色を塗り、軽やかな服でお出かけ。夏の爽やかさと、秋のこっくり感。その両方を一緒に味わえるのが、この時期ならではのお楽しみです。色と色、質感と質感。違うもの同士をきれいに掛け合わせるのは、あなたの得意技。だから季節の境目も、「今日からどっち」なんて決め込まずに、夏と秋、それぞれの魅力を贅沢に持ち寄って、ひとつの景色に仕立てあげちゃえばいいんです。サンダルに薄手のジャケットを合わせる。かごバッグにボルドーのスカーフを結んでみる。身のまわりの色合いに、すこしずつ秋の気配を混ぜていく。目に映るもののバランスが整うと、気分まで不思議と変わってきます。そんな組み合わせを愉しんでいるうちに、気づけばすっかり、秋の景色の真ん中に。

今月のものさし 夏と秋を美しく組み合わせる

蠍座

まわりではとっくに終わった話なのに、自分の中ではまだ終わっていない。あの日言われた言葉や、どうしても引っかかっている出来事を、何度も何度も反芻してしまう。あなたは、納得できないものを「まあ、いいか」で片づけるのが苦手です。まわりが秋へ向かって歩き出しても、無理についていかなくていいんです。まだ胸に残っているものとじっくり向き合ってみる。急いで結論を出さず、その感情がどこへ向かうのかを見届けてみる。部屋のあかりを落とし、スマホを伏せる。外から届く音や声が遠のくと、自分が本当はどうしたかったのか、何を手放していいのかが、だんだんはっきりしてきます。「もういい」「わたしはこっちへ行く」と腹の底で決まったら、そこからは潔い。長く握りしめていたものを、ようやく手のひらから離せる瞬間です。あなたの切り替えは、誰にも見えない場所で静かに完了するのです。

今月のものさし 自分の中で答えが決まるまで

射手座

夏の終わりを惜しむ間もなく、秋に行きたい場所を調べはじめる。読みたかった本を注文し、新しい靴でどこへ出かけようかと考える。あなたは、ワクワクするものを見つけた瞬間、こころがもう一歩先へ飛び出しています。「切り替えよう」なんて、意気込む必要すらありません。あなたの背中を押すのはいつも、「この道の先に何があるんだろう?」という純粋な好奇心。視線を遠くへ飛ばすだけで、さっきまでまとわりついていた停滞感が軽くなっていきます。今月はまず、気になる場所の情報を集める。行ってみたい企画展のチケットを予約する。手帳の先の日付に、待ち遠しい予定を書き込んでみる。「行ってみたい!」と目が輝いたら、もう大丈夫。まだ見ぬ景色を追いかけているうちに、夏はいつのまにか、後ろで静かに幕を下ろしています。

今月のものさし 次の楽しみへひと足先に飛び込む

山羊座

夏の予定はひと通り片づいた。頼まれていた用事も済ませたし、返すべきメールもちゃんと返した。手帳には「済」の印が並び、すでに次の予定まで書き込まれている。あなたは、やるべきことを順番に「おしまい!」にして進むのがとても上手です。だけど、そのとき自分が何を感じていたかは、案外そのままになっていたりします。本当はちょっと寂しかったこと。思った以上に嬉しかったこと。忙しくて通り過ぎたけれど、実はずいぶん頑張っていたこと。「まあ、終わったことだし」と蓋をして、また目の前のことに取りかかってしまう。だから今月は、手帳には書かれなかった日常のひとコマを思い出してみる。スマホの写真を遡って「あの日、楽しかったな」と浸ったり、誰にも言わなかった不満をノートの端に書いたり。やるべきことに「済」をつけたら、置いてきた気持ちを振り返る時間をきちんととる。そこまでできたら、あなたの夏もようやく完了です。

今月のものさし 後回しにした気持ちをひとつ拾う

水瓶座

「これ、いつまでこうしてるんだろう」昨日までは背景みたいに溶け込んでいたのに、「?」が浮かんだ途端、急に気になりはじめる。毎朝決まった順番でこなすルーティン、何年も動かしていない棚、毎年なんとなく繰り返している行事。「朝じゃなくて夜でもよくない?」「今年はお休みしてみようかな」「この棚、あっちに置いた方がおもしろそう」 このモードに入ると、あなたの動きはあざやかです。決めたルールは意外と長く守るけれど「もう合ってないな」と気づいたら、過去の自分にまで義理を立てなくていい。家具をひょいと動かす。朝の用事を夜へお引越しさせる。「今年はパス!」とあっさり決める。昨日までの「あたりまえ」をひとつ解除すると、見慣れた日常がちょっとした実験室に早変わり。昔の自分がつくったルールは、その都度書き換えていいんです。暮らしの仕様を更新しながら、新しい季節へ。

今月のものさし 「今」に合わせて更新する

魚座

聴く音楽のテンポを、すこしだけ落としてみる。ぬるめのお湯に長くつかって、湯気を吸い込みながら目を閉じる。あなたにとっての季節の切り替えは、目覚まし時計が鳴るようなパキッとしたものじゃなくて、夢と現実のあいだをゆらゆら揺れるようなグラデーションです。理屈や気合いで「よし、今日から秋!」と切り替えるのは、どうにもからだに馴染みません。夏の終わりに残るちょっぴり切ない気配も、いまのうちにしっかり味わっておきたいんですよね。だから、無理にシャキッとしなくて大丈夫。お気に入りの曲を流しながらまったりしたり、西の空が紫から徐々に暗くなっていくのを見送ったり。そうやって一日の速度をゆるめて、感覚のチャンネルを合わせていく。まどろみの中に身をゆだねているうちに、夏と秋の境目はいつのまにか溶けて、どこから秋だったのかわからないまま、季節の中を漂っていくのです。

今月のものさし まどろみの中で季節に溶けていく
星読みコラム

夏から秋へ、ゆるやかな切り替え
2026年9月

今年の夏は、ずいぶん激しい夏でした。

うだるような猛暑が続いたかと思えば、突然の大雨。台風の進路を何度も確認しながら予定を組み直したり、同じ日本でも、場所によってまるで違う気温や空模様に驚いたりと、こころもからだも、ずっと気を張っていたような気がします。

さて、9月はどんなひと月になるのでしょう。

カレンダーを一枚めくったからといって、世界がすんなり秋色に切り替わるわけではなさそうです。まだまだ暑い日は続くだろうし、急な土砂降りや強風に振り回される日もある。朝は涼しくて長袖を選んだのに、お昼には汗をかいて袖をまくっている。そんなちぐはぐな毎日が、きっとしばらく続きます。

でも、季節の境目がこんなにも曖昧なら、わたしたちの切り替えだって曖昧でいいはずです。

暑ければ薄手の服を着る。涼しい夜には温かいものを飲む。疲れていたら立ち止まり、おもしろそうなものを見つけたらそっちへ行ってみる。

その日の空や、自分のからだや、こころの具合を見ながら、その都度「ちょうどいい」方へ。昨日と今日で、ぜんぜん違う過ごし方になったってかまわないのです。

揺れ動く季節とうまくお付き合いしながら、自分に合う秋支度をしていけたらいいですね。

(太陽星座)

牡羊座

「もっと速く、もっと遠くへ」。目の前に現れるものへ迷わず飛び込んでいく牡羊座さん。けれど9月は、走り続けるうちに積み重なった小さな無理が、日々のあちこちに顔を出してきそうです。8月末の月食前後は、「ちょっと詰め込みすぎていたかも」と気づくタイミング。頼まれたことをすべて引き受けたり、どれも同じ熱量でやろうとしたりしていたなら、今の自分が本当に力を注ぎたいものを選び直してみて。9月11日の新月からは、今日やることを3つに絞る。人に任せられることは手渡す。いつの間にか続けていた習慣を、ひとつやめてみる。そうして生まれた余白が、からだとこころに軽さを取り戻してくれるはず。力を抜くことは、勢いを失うことではありません。次のダッシュに備えてペースを調整する時間です。毎日を全力で走らなくてもいい。息をつける場所をつくっておくことが、この秋を気持ちよく走り続ける新しい力になりそうです。

今月の道しるべ 長く走れる自分をつくる

牡牛座

誰と一緒においしいものを食べたいか。誰とならくだらない話でいつまでも笑っていられるか。9月は、自分が本当に満たされる人や場所が、よりはっきりしてくる月です。8月末の月食前後は、見栄や義理で続けてきた関係に、そろそろ区切りをつけたくなるかもしれません。余分な荷物を降ろしたあとには、気を遣わずにいられる人や、こころから愛せるものが手元に残るはず。9月10日、愛と美の星・金星が牡牛座の向かい側へ移ると、大切な人との時間がぐっと濃くなっていきます。相手から届いた好意や親切には、「すみません」と遠慮するんじゃなくて、「ありがとう、うれしい!」とまっすぐ受け取ってみて。今月は、好きなものを曖昧にしないこと。「これが好き」「この人といたい」と素直に言い切る。それだけで、ふたりの温度は驚くほど変わっていくものです。

今月の道しるべ 好きなものを好きと言い切る

双子座

いくつもの選択肢を前にして、なぜか答えを決めきれない。いつもなら持ち前のフットワークの軽さでサクサク切り抜けられるのに、「あれ、自分はどこを目指していたんだっけ」と、ふいに足が止まってしまう。今のあなたは、そんな小さな迷いのなかにいるかもしれません。8月末の月食は、その迷いの正体に近づくとき。答えを探しに遠くへ行くよりも、慣れ親しんだ場所で過ごしてみて。家族と他愛のない会話をするうちに、自分が何にひっかかっていたのかが見えてきそうです。9月10日、双子座に滞在している天王星が逆行をはじめます。急ピッチで変わってきた自分を、いったん見直すタイミング。9月11日の新月は、暮らしの足元を整え直す節目でもあります。揺れたとき、いつでも戻ってこられる「ホーム」を自分の手でつくっておくこと。帰る場所がひとつあれば、あなたはまた、好きな場所へ思い切り飛び出していけるはずです。

今月の道しるべ 安心できる場所へ帰る

蟹座

大切に思うほど、言葉にするのがむずかしい。相手の気持ちを想像して、「今は言わない方がいいかな」と、胸の内にしまってきたことがあるかもしれません。けれど9月は、こころのなかにある想いを相手に届く形へ変えていくときです。8月末の月食前後には、自分でも気づかないふりをしてきた本音が、ふいに姿をあらわしそう。「本当はこうしてほしかった」「あのとき寂しかった」。それは、誰かを責めるためではなく、自分が何を大切にしているのかを知る手がかりです。9月11日の新月からは、察してもらうのを待たず、「手伝ってほしい」「今日はひとりで過ごしたい」と、自分の口から伝えてみて。照れくさくて言えなかった「ありがとう」も、今なら素直に手渡せるはずです。ひとつ言葉にするたび、これまで止まっていた関係にも、すこしずつ風が通りはじめます。

今月の道しるべ 飲み込んだ想いを外へ出す

獅子座

9月は、「これあなたにお願いしてもいい?」と、誰かから大切な役目を手渡される場面がありそうです。「どうしてわたしに?」と、一瞬ひるむこともあるでしょう。それでも差し出されたバトンを受け取ってみる。それは、あなたなら任せられる、と見込まれているからこそ回ってきた話なのかもしれません。8月末の月食は、人とのあいだで受け渡されるものに光を当てます。最初はすこし重たく感じる責任も、自分なりのやり方を試しているうちに、「案外できるかも」という手応えに変わっていきそうです。9月11日の新月は、お金や時間、才能の使い方にも新しい基準をもたらします。何に時間を注ぎ、何をこれから残していきたいのか。その途中で、「わたしにはこれがある」と思えるものも、だんだんつかめてくるでしょう。誰かから託されたものを引き受けてみてはじめて、「わたし、こんなこともできたんだ」と気づくことになるかもしれません。

今月の道しるべ 託されたものを引き継ぐ

乙女座

お誕生日おめでとうございます。太陽が乙女座に入り、8月27日に太陽と水星が重なり、9月11日には乙女座で新月を迎えます。頭の中に散らばっていた考えがすっと一本につながったり、「これやってみようかな」と新しいアイデアが次々浮かんだり。今月は、あなたのなかで何かが動き出す気配があります。ここで「もうすこし準備が整ってから」と机の引き出しにしまい込むのはもったいない。60点くらいの状態でいいから、気楽に外に出してみる。あなたが未完成だと思っているアイデアも、誰かに話してみたら「それ、おもしろそう!」と意外な反応が返ってくるかもしれません。8月末の月食前後は、人との関係を通して、自分の気持ちが揺れることもありそう。でも、その揺れがあるからこそ「じゃあ、わたしはどうしたい?」が定まってきます。すべてが整うのを待たなくていい。まずひとつ試してみる。そこから、新しいわたしがはじまっていきます。

今月の道しるべ 新しいわたしをはじめる

天秤座

いつもなら胸が弾むはずの予定に、なぜか気持ちがついていかない。クローゼットを開けても、お気に入りだったはずの服がなんだかしっくりこない。そんな小さな違和感は、これまで似合っていたものが、今の自分には馴染まなくなってきたサインなのかもしれません。8月末の月食は、その変化の入り口を告げる合図。長いあいだ続けてきた振る舞いも、「わたし」として見せてきた顔も、もう必要のないものはいったん脇へ。9月11日の新月のころは、あえて何も決めない「すきま」をつくる時間です。予定を詰め込まず、ひとりでぼんやり過ごすうちに、これからも身につけていたいものだけが残っていきます。9月23日に太陽が天秤座へ入ると、止まっていた針が動き出すように、また軽やかに外の世界へ向かいはじめます。今月の休息は、人に背を向けるためのものではありません。素顔の自分に着替えて、もう一度誰かと出会い直すための準備期間です。

今月の道しるべ 素顔の自分に着替える

蠍座

いつもならあまり人には見せない、あなた独自の世界観を、今月は隠しておけなくなりそうです。9月10日、愛と美の星・金星が蠍座へ入ると、自分だけの「好き」が、いつも以上に色濃くなってきます。無理に愛想を振りまいたり、周囲のテンションに合わせたりしなくて大丈夫。むしろ、こころ惹かれることに黙々と没頭し、多くを語らずにいる思慮深い眼差しが、不思議と気の合う人やおもしろい機会を引き寄せていきます。今月は誰の目も気にせず、自分の感性にとことん忠実に。時間を忘れるほど夢中になれること。何度見ても飽きないもの。うまく説明できないけれど強くこころを掴まれるもの。そんな自分だけのこだわりを、思う存分味わってみて。みんなに理解されなくても、自分が好きならそれでいい。その潔さこそが、あなたの魅力になっていくはずです。

今月の道しるべ 自分だけの「好き」を隠さない

射手座

「もっとおもしろいものはないか」と遠くばかり見ていた視線が、ふと自分の足元へ戻ってくる季節です。いつもなら外へ広がっていくはずの情熱が、なぜか部屋の隅っこや押入れの奥へ。8月末の月食前後は、「いつの間にこんなに物が増えていたんだ?」と急に大掃除をはじめたり、久しぶりに実家へ連絡を入れてみたり。いつになく家のことに夢中になる自分に笑いながら、ひとつずつ雑用を片付けていく時間が妙に楽しく感じられるでしょう。こころから休まる場所が整うと、気持ちまで嘘みたいに軽くなっていくもの。長らく読みかけだった本を、ようやく最後まで読み終える人もいそうです。9月11日の新月には、「よし、次はあそこを目指そうか」と、新しい野心がふつふつと湧いてきます。部屋がすっきりした頃には、次にやりたいことまでひょっこり顔を出しているかもしれません。9月は、身のまわりを片づけながら、次の景色へ向かう準備がはじまる月です。

今月の道しるべ 足元を整え、次の目標へ

山羊座

時間をかけて考え、自分なりの答えを積み重ねていく山羊座さん。その確かさが、これまで幾度もあなたを支えてきたはずです。でも9月は、「これが正しい」と信じて守ってきた枠を、すこしゆるめたくなるタイミング。8月末の月食前後は、身近な人との会話のなかで、自分とは違う意見に出会うことがあるかもしれません。ここでは「正解・不正解」を急がずに、「そんな考え方もあるんだ」と、その言葉をテーブルの上に置いてしばらく眺めてみて。9月11日の新月は、いままで選ばなかったやり方を試すとき。計画を固めないまま動く。遠回りに思える方法をあえて選ぶ。いつもと違う道を歩いてみたら、思いがけず好きな店を見つけるように、自分の知らなかった選択肢に偶然出会うこともありそうです。9月は、これまで築いてきた世界に、新しい窓をひとつ増やすような時間です。

今月の道しるべ いつもの枠の外へ出てみる

水瓶座

会計のとき、いつも自分が多めに払っている。頼まれごとを引き受けているうちに、「あれ、わたしばかり?」とふと思う。9月は、そんな日々の小さな引っかかりから、人とのあいだで何をどう分かち合うのかを考えることになりそうです。8月末の月食があぶり出すのは、無理をして自分を安売りしていたことへの違和感。それを感じたら、これまでのやり方をすこし変えてみて。自分が知っていることを惜しみなく伝える。苦手なことは得意な人に任せる。困ったときは素直に甘えてみる。9月11日の新月は、誰かと対等に力を貸し借りしていく時間のはじまりです。「ひとりでやった方が早い」と、何でもスマートに片づけてしまいがちな水瓶座さんですが、今月はあえて誰かの手を借りてみるのも悪くありません。貸したり、借りたり、ときには「お願い」と言ってみたり。そのやりとりのなかに、お金だけでは測れない豊かさがあることを実感するかもしれません。

今月の道しるべ 本当の豊かさを分かち合う

魚座

昔の写真を見返したり、しばらく連絡を取っていなかった人の名前をふと思い出したり。9月は、過去と現在が交差するノスタルジックな時間が流れます。8月末の月食は、「もう頑張らなくてもいい役割」を終わらせる節目。「わたしが我慢すればまるく収まるから」と引き受けてきたことも、「自分はこういう性格だから」という決めつけも、今のあなたにはすこし窮屈に感じられるかもしれません。サイズが合わなくなった服を脱ぐように、これまで演じてきた古い役どころから、そろそろ卒業してよさそうです。9月11日の新月からは、「これからどんな自分として人と関わっていきたいか」を思い描くとき。今まで通りに振る舞わなくても、関係は続いていきます。見慣れた役を降りたあと、どんな言葉を交わし、どんな顔で誰かと向き合いたいのか。昔の写真のなかにいる自分を懐かしく眺めながら、もうそこへ戻らなくていいことを知る静かな秋になりそうです。

今月の道しるべ 古い役どころから卒業する

星読みコラム

この時期の過ごし方
2026年8月後半〜9月

12の星座、それぞれに違う今月の物語。

立ち止まる人もいれば、誰かに想いを伝える人もいる。新しい一歩を踏み出す人もいれば、長く背負ってきたものを静かに下ろす人もいるでしょう。

誰かから手渡されたものを受け取ったり、これまで選ばなかった道へふらりと寄り道したり。ずっと好きだったものを、やっぱり好きだと言い直す人もいるかもしれません。

同じ夏の終わりにいても、見えている景色は人それぞれです。

あれほど眩しかった陽射しがすこしずつやわらぎ、夕方になると聞こえてくる虫の声。いつの間にか日が短くなり、冷たい飲みものばかり選んでいた手が、ふと温かいお茶へ伸びる日もやってきます。

この夏に出会ったもの。手放したもの。思いがけず、誰かから受け取ったもの。

全部をきれいに整理しなくてもいい。すこし名残惜しいくらいがちょうどいい。

9月23日は秋分の日。昼と夜の長さがほぼ等しくなる頃、長かった夏もいよいよ終わりを迎えます。

今は遠ざかっていく夏をもうすこし眺めながら、自分に合う歩幅で、次の季節へ。

2026年8月後半〜9月の星の動き

  • ・太陽乙女座入り(8/23)→夏の熱を落ち着かせ、日々の暮らしへ戻る
  • ・水星カジミ(8/27・乙女座)→頭と言葉が冴え、考えがすっきりまとまる
  • ・魚座満月・部分月食(8/28)→役目を終えたものに区切りをつける
  • ・金星蠍座入り(9/10)→うわべではなく、本当に惹かれるものへこころが向かう
  • ・水星天秤座入り(9/10)→対話を通して、ちょうどいい答えを探していく
  • ・天王星逆行開始(9/10・双子座)→急いできた変化をいったん振り返る
  • ・乙女座新月(9/11)→暮らしや働き方を、今の自分に合う形へ仕切り直す
  • ・太陽天秤座入り・秋分(9/23)→季節は秋へ、人との関わりやバランスに目を向ける

yumi Presents.
Yumi Tateyama 星読みスト

西洋占星学をベースに、星のめぐりを「日々をすこやかに、自分らしく生きるための知恵」へと翻訳し、一人ひとりが本来の歩みを取り戻すためのメッセージを届けている。個人カウンセリングや講座のほか、全国で星のワークショップを開催。

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