第2回
『春の養生保存食と活用レシピ』
旬の味覚を楽しんで体の毒を一掃。
さらに一週間のご飯を楽に!
冬から春へ。あたたかく日も長くなり、冬の朝はなかなかベッドから出られなかったのが自然とはやく目が覚めるようになったりと、からだの活動のスイッチが入ったような、ささやかな変化を感じる今日この頃。
そんな春は、冬の間に溜め込んだ疲れや不要なものを外に出す、デトックスにぴったりのタイミング!そう教えてくれたのは、料理家の和田麻紀子さん。
麻紀子さんと一緒にお届けする『作ってみたくなるレシピ』第2回では、解毒や免疫力アップ、疲労回復など、季節の変わり目を元気に過ごすために助けとなってくれる食材を取り入れながら、塩やオイルを使った保存食の作り方と、その保存食から展開するおかずのレシピを教えていただきます。
保存食はそのまま副菜にできるものや、ぱぱっとおかずにアレンジできて時短になったり、「作っておいてよかった!」と未来の自分を助けてくれる頼もしい存在。数日日持ちするので、1週間の献立もずいぶんと楽になるはずです。
毎日の食事でからだを健やかに保つ「食養生」という考え方があるように、私たちのからだは日々食べたもので作られています。おいしく食べて、からだも労る「養生保存食」を、ぜひ普段のごはんづくりに取り入れてみてくださいね。
Photo:Haruki Anami