フルーツ・ジャーナル vol.6(後編) 2022SS
by fruits of life

シンプルなデザインからエスニックまで、さまざまな顔ぶれがそろう水玉シリーズ。
新しいベーシックカラーのライトグレー、そして小柄な人のためのサイズ展開……

今季のフルーツオブライフには、大橋さんの好きなこと、気になってたこと、
ずっとやりたかったことへのチャレンジが散りばめられて、希望の星がきらきら瞬いているようです。
皆さんにもこのわくわくが届きますように。

後編では、ウエストにたっぷりとシャーリングを入れたスカートと、
タックがアクセントのコンビネゾンについて着こなしのポイントを伺いました。

写真 米谷享
文 松本あかね

フルーツ・ジャーナル vol.6(前編)へ

民族衣装がヒントになった、ちょっと個性的なアイテム、
シャーリングスカート。
いつもと違う空気感が印象的なコーディネートを作ってくれる。

1.
チマチョゴリみたいに
ハイウエストではく

着こなし point!

高い位置ではいて、ふんわりふくらむシルエットを楽しんで。

2.
ジャストウエストで
設定はほんのり“メキシカン”

スカーフの上に、小さなターコイズをちりばめたネックレスを重ねて。

エスニックを意識して、変化球

大橋さん シャーリングスカートはずっと作ってみたくて、生地を探していたんです。

—— シャーリングといえば、子どもの頃に着たワンピースを思い出します。

大橋さん シンプルなギャザースカートにアクセントが入ったものだから、コーディネートするのが楽しいかも。たとえば民族衣装っぽい感じのコーディネートとか。

—— インディオの人がはいているスカートとか?

大橋さん メキシコとか。そういえばコロナの直前に「メキシコ行かない?」と誘われたの思い出した。行っておけばよかったなぁ。

—— 残念!! 後から興味が出てきちゃったんですね。まんまではないけれど、自分の中の「設定」として、今日はメキシコっぽく、みたいな感じでコーディネートを持っていくと楽しそう。ベーシックカラーならエスニックもハードルが低くなりますね!

春夏に大活躍の予感!
新デザインのコンビネゾン。
涼しくて動きやすくて、毎日でも着たくなる。

3.
一枚だけでさまになる

4.
ウエストマークでフェミニンに

タックがより美しく映える。

ワンピースもいいけど、コンビネゾンもね!

—— 登場以来、おしゃれな大人の女性の間で人気のコンビネゾンですが、今季はどんなアレンジを?

大橋さん これまで作っていたのがエレガントな感じだったので、もしかしたらハードルが高いと感じる方もいたかも。だからカジュアルにさらっと着られるデザインを考えました。

—— 身幅はたっぷりですが、お腹のタックでシルエットが絞れて。これなら普段着たくなる。

大橋さん コンビネゾンって夏、すごく涼しいんですよ。それもあっておすすめです。

—— これだけゆったりしていると、ほぼ、ワンピースですもんね?

大橋さん 気持ちの上で、ワンピースのバリエーション、と考えてもらうと、より気楽に着てもらえると思います。

いまのお気に入り
『DAWN Perefume』の香水

アトリエにこもって仕事をするとき、よく「香りで気分転換をするの」と大橋さん。「香りのイメージを探す」パーソナル診断を受け、自分自身の肌の香りと合うものとして勧められたのがこちら。
やわらかなそよぎの中に、ルバーブをイメージした甘さとさわやかさを持つ「ame(アメ)」(右)という名の香水は、肌につけるとその人だけの香りに生まれ変わるのだとか。

もう一つ、男性にも好まれるという「Bejmat(ベジマット)」(左)は柑橘のビター感と深い森を思わせる、針葉樹のすっきりとしたノート。
「重ねてつけてもいいのではと思います。リラックスできて、癒されます」

『DAWN Perfume(ダウン パフューム』は天然香料を主体とするフレグランスブランド。香りスタイリストの杏喜子(あんず よしこ)さんが調香師のドーンさんと出会い、2008年に設立しました。パーソナルアロマと溶け合い、その人だけの香りへと昇華する特別なフレグランス。「私の香り」をまとう幸せを感じさせてくれます。

DAWN Perfume
dawn.theshop.jp