フルーツ・ジャーナル vol.7(前編) 2022AW
by fruits of life
2018年に生まれたfruits of life。
今年で5年目を迎える中、少しずつ
「定番」アイテムといえる存在が姿を現し始めました。
フルーツ・ジャーナルでは、独自に【定番化の法則】を定義、
下の公式に当てはまるアイテムを定番と認定しました。
みんなが好き + 大橋さんがこだわり繰り返しデザイン
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定番化
こちらに昨年からスタートした「オケージョン・シリーズ」を
加えたのが、これからご紹介するラインナップ。
さあ、皆さんのお気に入りは入っているでしょうか?
写真 米谷享
文 松本あかね
fruits jornal vol.7-1 – table of contents
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fruits of lifeの定番 その1
ニットベスト
fruits of lifeでニットと言ったら「ベスト」のこと。
肩をすっぽり包んでくれる、いちばん最初に欲しかったのがこの形。
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ネックタイプは2つのヴァリエーション
ボトルネック:
「首まわりはゆったりが好きな方にはこちらがおすすめ」(大橋さん)
タートルネック:
くしゅくしゅさせたり、「内側や外側に折り込んでもいいんです」(大橋さん)
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2種類の編み方
リブ編み:
柔らかなカシミヤ混ウールをふっくら編み上げました。伸縮性があるから、動きやすい。
メリヤス編み:
ウール100パーセント。編み目が積んで滑らかな肌ざわり。薄手で軽い着心地。
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ニットベスト、スタイリングのコツは?
ブラウジングを忘れずに!
裾のリブの位置は、腰骨の上あたりを目安に。
「ブラウジングを想定しているので、伸ばして着ると上半身が長く見えてしまいます」(大橋さん)
襟元のおしゃれ、ひと工夫
例えば水玉のボウタイブラウスとなら、こんなふう。
手持ちのスカーフと組み合わせも、いろいろアレンジできそう。
個性的な袖をチョイス
下に着たアイテムの袖の形が生きるのも、ベストならでは。
「このギャザースリーブはニットとコーディネートすることを考えてデザインしました」
(大橋さん)
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ニットベスト 、スタイリングギャラリー
「モカとグレーを合わせてみたら、すごくよく合うので自分でもびっくり」(大橋さん)
ブラウスの白が淡い色を引き締める役割も。
コットンシルクのセットアップと合わせてシックなニットスタイル。
タートルネックを内側に折り込んで着ています。
タートルネックの下にくるくる巻いたボウタイを覗かせて。
冬の水玉はニットの着こなしに変化をつけてくれます。
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fruits of lifeの定番 その2
おとなの水玉
登場以来、熱く支持される「水玉」。
ドットの大きさ、間隔にこだわって、
生地のプリントから手掛けたオリジナルです。
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毎シーズン、新アイテムが登場。さて、今季は?
水玉がギャザースリーブに!
ギャザースリーブに水玉バージョンが登場。
1枚でさらりと着たり、ニットと合わせたり。
コーディネートに活躍、ボウタイブラウス。
タイをゆるく結んで、力の抜けた着こなし。
ダークカラーの多い秋冬に、1枚あると気分を上げてくれそう。
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fruits of lifeの定番 その3
テーパードとワイドがあれば。
原型はブランド黎明期に始まり、
ブラッシュアップし続けてきた
究極のテーパードとワイドパンツ
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生地によって新しい顔を見せる、2つのシルエット
“足長”テーパード
腰回りはゆったり、ふくらはぎにかけて細くなるテーパードパンツ。
足長効果に定評あり!
※コーデュロイギャザースリーブ(アイボリー)はfruits of lifeのウェブサイトから購入できます。
fruits of life へ
“ハンサム”ワイド
太すぎず、はきやすいワイドパンツを追求。
こちらは今季登場したコーデュロイ。
プレッピーなスタイルにも。
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スニーカーやサンダルに合わせて。
永遠の定番、白スニーカーと
コーデュロイの場合、スニーカーと合わせやすいというポテンシャルも。
清潔感のあるカジュアルスタイルに。
ソックス&サンダルと合わせて
シックな印象のベロアのテーパードだけれど、
裾をソックスにイン、サンダルと合わせるこんな着こなしも。
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2つのパンツ、スタイリングギャラリー
厚手のソックスとごつめのサンダルで、
足元にひねりを加えたコーディネート。
変化球なカジュアルダウンも
こちらはベロア。生地が変わると、
同じ型でもシルエットが変わって、
シックな雰囲気に。
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フルーツのもう1つの定番
普段も着られる
New オケージョン
ノーカラーだから自由
ノーカラー、Aラインのジャケットは
かっちりしすぎない分、普段のシーンにも
応用できます。中に着たボウタイブラウスは
このジャケットに合わせてデザインしたもの。
袖から覗くカフスも計算済み。
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変化球なカジュアルダウンも
ワイドパンツと合わせて、
ロングチュニックとして着てみたら?
「ベルトをしてもいいですよ」(大橋さん)