6月の教室は、瀬戸口しおりさんです。

6月の”くらすこと”の教室は、瀬戸口しおりさんと季節のおいしい梅を使った、「梅の黄色いジャムづくり」をします。
そしてそのジャムを使ったお料理やデザートを教えてもらいます。
「梅の黄色いジャム」は、春にアノニマスタジオから発売された、瀬戸口しおりさん初の著書『私の手料理』でも紹介されているもの。
お味噌や自家製の梅干し、手作りのドレッシングなどが紹介されていますが、丁寧に手で作られたものが並ぶ食卓って、なんてあたたかいんだろうと思います。
本では、高山なおみさんと働いていらっしゃった「kuukuu」のまかないレシピもあってどれもほんとにおいしそう。
しおりさんの立つ台所をのぞいてみると、
無駄のない手の動きとピンとした空気。
素材を一番おいしくすることができるように、目を離さないその凛とした
空気がとても伝わってきます。
だからこそ、作り方はいたってシンプルなのに、こんなにおいしいんだなと
改めて感じました。
食材を選ぶ際お話ししていたところ、普段食べているものも、
どこどこ産の何々というものではなく、
「自分の住む町で手に入る普通のもの」、と言っていたけれど、
その無理のない空気が、いいなと思いました。
私もお野菜は最近、近所の農園のものばかり。
そこはたまたま自然農をされていて、幼稚園のお母さん方がよく買いに行っていて
教えてもらったところ。ほんとにその日に採れるものだけなので、いろいろな
種類はないけれど、昨日は自動販売機に筍が入っていた。
ブロッコリー100円、ほうれん草も100円。
有り難くいただいています。
“くらすこと”の教室の下は、採れたて野菜の直売所。
その日に採れた野菜でメニューを考える、なんていうのも
いいねとお話ししています。
もう少ししたら、お申し込み受付をスタートしますので
ぜひ多くの皆さんとお会い出来ること、楽しみにしています。

(2008年5月1日)