台湾発 着心地よく風を通す
ヂェン先生の日常着 POP UP
8月のギャラリー グレープフルーツジュースでは、昨年も人気だったヂェン先生の日常着のPOP UPを再び開催。
台北郊外のアトリエで35年前から変わらぬ工程で、1枚ずつ作られる『ヂェン先生の日常着』。
普段オンラインでもご紹介をしていますが、いつもは取り扱いのないラインナップやカラー展開が揃い、彩り豊かなお洋服が揃います。
さらに、POP UP期間中に、台湾の人気店「手天品(ショウティエンピン)」の無添加・手作りのお菓子販売も決定。
着れば着るほど、肌にも体型に馴染み、着る人、着方によって全く違う表情を見せてくれる、“ヂェン先生の日常着“。
本格的な夏に向けてぜひ取り入れてみませんか。
日時 |
2024年8月10日(土) 〜 8月25日(日) |
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場所 |
ギャラリー グレープフルーツジュース |
●ヂェン先生の日常着
デザイナーのヂェン・ホェヂョン先生が、「身体が求める服はなんだろう」と製作をはじめた日常着は、体型を選ばず身体に馴染み、着る人がその人らしく過ごすことができます。
毎日ドラム缶程の大きさの染色機で、1日12色、1週間で60色のさまざまな色を染めあげ、水の色がほぼ透明になるまで染料を使い切って、作られています。
たとえば同じ染料を使用した青であっても、初めに染めたものはより濃い青に、染めるごとに少しずつ薄くなります。
すべての色が違う、一期一会の洋服たちです。
ヂェン先生の日常着:website
●手天品(ショウティエンピン)
店名は「手工(手作り)・天然,品質」に由来しています。
台北にあるお店の入り口には植物と椅子が並んだ小さな庭があり、お客様が気付かずに通り過ぎてしまうほど目立たない簡素な外観に、店内も華美な装飾などは全くないそう。
お店の装飾にコストをかけるよりも、商品に使う材料にコストをかけて質の高い商品を作り提供することが消費者のニーズに合っている。という考えが店構えにも現れています。
また、環境への配慮も考え、創業時から商品の包装も出来るだけ簡素にしているとのこと。
このようなお店の考えは長い時間をかけてお客様にも根付き、お店で使用しているリサイクルの紙袋や卵のケース等は全て地域のお客様からの提供だそうです。
商品には人工着色料、香料、乳化剤、トランス脂肪酸、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ等は一切不使用。さらに、100%原材料表示をされているので、使用している全ての原材料を知ることができ、まるで自分の家のキッチンで作ったお菓子やパンのように安心して口にすることができます。
手天品のみなさんが心を込めて作った、健康と美味しさのバランスが取れたお菓子をぜひご賞味ください。
手天品(ショウティエンピン)
2002年に台湾主婦聯盟(生活クラブ)の活動の中で、メンバーの1人である潘偉華が話した「お母さんが子供達に安心して与えられる健康的で安全な美味しいお菓子を販売したい。」というの考えに共感した平均年齢45歳の主婦5名により設立。栄養学、お菓子作り、パン作り、組織管理の経験や知識をなどメンバーの得意分野が開業の手助けに。
安全で高品質なケーキ専門店としてスタートしたが、徐々に焼菓子やパンなど商品数を増やしていった。現在の老闆(オーナー)である李惠蘭はお店に残る創業時のメンバーの最後の1人。
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今回の個展にむけてのメッセージ
私達は自分の家族の為にお菓子を作るような気持ちで毎日お店の厨房で商品を手作りしています。安全かつ美味しいお菓子を提供したい!これが手天品の考えです。日本の皆様にも安心して美味しくお召し上がり頂けますように。
あの人のものさし
愛用の道具や思い入れのある本、日々をご機嫌で過ごすコツなど、作り手、届け手のみなさんの”ものさし”が垣間見れるQ&Aの連載です。