フルーツ・ジャーナル vol.5(後編) 2021AW by fruits of life
Fruits of lifeの服作りは、いつも生地との出合いから始まるから、
素材のバリエーションが増える秋冬は、とりわけ期待が高まるシーズン。
オールブラックのオケージョンシリーズ、
人気の水玉の新アイテムの着こなし、
ニットベストのくらすこと特注カラーにも注目して。
〜 Contents 3 〜
〜 Column 〜
写真 米谷享
文 松本あかね
〜 Contents 3 〜
こんなに使える、ベロアパンツ
「履いていてラク」「脚はすらっと長く見えて欲しい」
そんな願いをかなえる“魔法のパンツ”が
昨年の秋冬に続き、今年もリピートで登場。
この冬のアイテムと合わせて、大橋さんが提案するコーディネートは?
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01
ドロップショルダーでやわらかなシルエット。
ノーカラーで、襟元には隠しボタンが。
明るい色のショートコートと合わせてバランスよく
― 腰回りはゆったり、膝下はほっそり。ラクだけれど、シルエットがきれいな“魔法のパンツ”が今年も。
大橋さん 展示会で、普段は同じようなオフィス服しか着ないという方が試着したら、おしゃれに変身して嬉しかった。
― 明るいベージュのショートコートと合わせています。
大橋さん パンツはベロアジャージィーという生地で、光沢があるけれど、顔から離れるので派手な感じはしないんです。
― 身長が155センチの大橋さんも折ったり直したりしないで、そのまま。
大橋さん 2サイズあるので、小柄な方にもジャストサイズで履いていただけます。
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02
定番の白シャツと合わせたモノトーンコーデは、シンプルだからこそこだわりたい。
永遠の定番、白シャツをモノトーンコーディネートで
― 白シャツと黒いパンツ。定番だけど、ベロアパンツだとおしゃれなニュアンスが加わりますね。
大橋さん シャツは今年の春秋シーズンのもの。お持ちの方は、ぜひ合わせてみて。
― 信頼できるボトムさえあれば、コーディネートって頭を使わなくて済むのかもと思いました。
大橋さん そうね、“魔法のパンツ”だから(笑)。今お手持ちのシャツと合わせても、新鮮な感じになると思うので、いろいろ試してみてください。
― カーディガンの巻き方もかわいい。
大橋さん ストールをイメージして作ったカーディガンだから、薄くて軽い。こんなふうにアクセントとしても使えます。
〜 Column 〜
前と後ろ、2WAYでもうひとつの顔
「このシャツのときはこれ、と合わせるものが決まっていて、コーディネートがマンネリになるときがありますよね。そういうとき、後ろ前でも着られたら、また新鮮な気持ちになれると思うんです」
大橋さんが着ているのは、もともとフロントボタンで、背中にはたっぷりのギャザーの入ったシャツ。 襟ぐりやアームホールにちょっと工夫を施して、後ろ前にも着られるシャツに変身!
ちなみに3WAYのワンピースもあり。一枚で2通り、3通りの着方ができるおトクなアイテム、あなたならどう着こなす?
・・・
『MY PICNIC』のドーナッツ
友人の山田千佳子さんが始めたデリバリーのドーナッツ屋さん、『MY PICNIC』。 インスタグラム(@mypicnic_tokyo)で注文を受け、 東京都港区白金から車で配達可能なエリアに配達してくれる。
今はなき南青山の喫茶クレッセントでドーナツを作っていたという千佳子さん。 現在はさらにブラッシュアップを重ね、 ぷっくり膨らんで、シナモンシュガーたっぷりの、 ホームメードならではのおいしさを確立。
お砂糖をほろほろこぼしながら頬張ると、 粉と卵のやさしい味わいがふわり。 ドーナツの“穴”の部分もついてきて、思わずニッコリ。
仕事の合間、たっぷりのコーヒーといただくおやつの時間は、 子どもの頃と同じ、元気をくれるそう。
MY PICNIC オーダーは8個から。